駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識した駄菓子屋24年の軌跡とだが活!新「だがるだじゃれ」駄菓子紹介R4/8開始~

お知らせ

2007年10月28日 | 駄菓子屋

番外編*お知らせ*

11月2日(金)夕方5時25分~30分

テレビ東京「SANPO :下高井戸」に

あそびと駄菓子屋「たかさんち」が出ます!

見てね!

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撮影当日は、時間帯が早かったので、低学年の子達が多く、テレビカメラに興味津々でした。

街紹介番組なので、この週(10月29日から11月2日)は、下高井戸の町もお楽しみ下さい。

リポーターのタレントさんは、以外にも駄菓子屋通で、流行の「ケツ飲み」も知っていて、すぐに子ども達に溶け込み、仲良くなっていました。

どのように編集されているか楽しみです。


冬の風

2007年10月28日 | ブログ

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せつないね  人より早い  冬の風        

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感受性の強い子は、人より色々なことに敏感で、少し先まで物事が見えたりして、ちょっと疲れてしまうこともあるようです。

判らなければ「あれ?」「えへっ?」って、済むことも、判っているから我慢する。

大人だったら、平気なことも、まだ、十何年しか生きていない心には、辛いよね。

良いバランスを取ろうとすればするほど、大きく揺れて、違う方向に傾いたり・・

弱い者にちょっかい出しているんじゃないよね・・

自分が弱いから・・

相手が羨ましいから・・

心がまた傾いていく。

大人の前では、物分りが良くて、しっかりしていているから・・

ちょっかい出したり意地悪すると、ちょっと発散するのかな?

でもその後に吹き抜ける風が冷たいね・・

暖かい日差しがあたるように色々な角度から見守っているからね。


文化祭

2007年10月25日 | ブログ

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文化祭  意外と真面目な  ハーモニー        

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「今度運動会があるんだ!見に来てよ!」

「文化祭があるんだ!見に来てよ!」

学校行事があると、小学生、中学生問わず、子ども達から、なぜかお誘いを受けます。

小さい子が滑り台の上から「見て!見て!」と、お母さんに声をかけるように、誰かに見てもらいたいという気持ちは、いくつになってもあるようです。

さほど、強い気持ちで言っているわけでもないのでしょうが、非日常を感じるイベントになるとなんだかワクワクしてたくさんの人に楽しいでもらいたいということもあるのでしょう。

時間のある時は、なるべく顔を出すようにしていますが、行く度に店に来ている時とは違った、多少緊張感のある真面目な態度に「ん?」と思います。

文化祭と言っても合唱がメインらしく、クラス対抗になっているようで、どのクラスも早朝練習など行っていたようです。

合唱はもちろん、休憩時も意外と真面目な態度で取り組んでいるので、感心しました。

しかし、不思議なのは「たかさんち」に良く来て、目立っている子は、運動会では、リレー代表や応援団、合唱でも指揮者、クラブ活動も熱心・・地域のイベントにも良く参加しているという活動的な子が多いです。

それは、毎年毎年、どの代にも言えることです。

学校でもリーダーシップを発揮する子は、地域でも活動的なのかもしれません。

少々はめはずし気味の方が社交的だったり、好奇心が旺盛だったりして、目立ってしまうということもあるし・・

けど、どの子もしっかり青春(その時期に感動する体験)しています。


子どもが主人公

2007年10月22日 | ブログ

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謎解いて  紅葉早める  探偵団        

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たかさんが、お店を留守にする時は、講師の仕事などで、色々な所に行っています。

乳幼児の親子遊びから高齢者のレクリエーション、児童館などの指導員や子ども関係育成者の研修など、幅広く遊びの企画・提供をしています。

先日は、ジュニアリーダーの研修で、2回シリーズの講師をしました。

参加者は、小学校6年生から中学生。

テーマは、ハイキングゲームと言うことで、流行の探偵学園をイメージして、1回目は、探偵に必要な瞬間記憶能力・観察力・判断力・推理力・仲間作り力。そして、運試し力にチャレンジ!

2回目は、公園を利用して、事件解決最終試験を行いました。

紅葉が遅れている公園は、緑豊かで、日差しもあたたかく、とてもさわやかでした。

当日、どんな事件が起こるか判らない・・

そして、誰と仲間になるか判らない・・

なぜか、下半分が破られている試験問題を手にした「今だけ探偵団」は、1チーム5人の力を合わせて、ミッションをクリアし、次々とゴール。

ゴール前でのデットヒートでは、全力で走る!

最終ミッションに必死で粘って回答する!

主人公の子ども達は、高揚し、公園の色付きを早めるのではないかと思うほどでした。

小学校高学年・中学生が、なかなか集まらない・・見かけない・・遊ばない・・忙しい・・

そんなことないですよ。

昔と何の変わりもなく、与えられた環境の中、楽しいことを求めて、毎日どこかでちゃんと遊んでます。

だって、子ども達は、いつだって遊びの主人公なのですから・・

何にでも夢中になることが出来るのですから・・

「たかさんち」にも毎日のように中学生がやって来ます。

思春期の子ども達は、とても正直に過ごしています。


芸術の秋

2007年10月18日 | ブログ

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芸術家?  ラムネで描く  シャボン玉?        

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何やら店の前が、妙な雰囲気。

店内が混んでいるので、何人かが外へ。

それにしては静かだな・・と思って、覗いて見ると・・

サイダーボールラムネで、道路にお絵描きをしているではありませんか・・

へぇ~・・ロウセキやチョークみたいに描けるんだ・・

思いつくまま丸がたくさん描かれて、秋の空にふわふわと飛んでいきそうなやわらかさ・・

子ども達は、遊びの発明家・・

秋ともなれば芸術心も出てくるのでしょう・・

「道路に落書きはいけない」「食べ物を粗末にしてはいけない」

さてさて・・

店の前のシャボン玉は、色々な思いをのせて遠くへ遠くへ飛んで行き、フッと消えるのでしょうか・・


お祭り

2007年10月15日 | ブログ

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秋祭り  連絡なしの  同窓会        

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地元のお祭りには、良く行きます。

日中は、小学生の子どもが多く、夕方過ぎは、高学年から中学生、そして、祭りも終わろうかという頃まで残っているのは、高校生・・

中学生も遅くまでいるけれど、高校生達は、久しぶりに再会している雰囲気で、ちょっとした同窓会のようです。

地域の繋がりが薄れたと言われる中、神社のお祭りは、唯一、地元意識を感じさせるものだと思います。

連絡なしでも、どこからともなく集まって来て、昔見た顔ぶれで、なつかしさを表情に浮かべながら、お互いの成長を確認しているようです。

「たかさん!久しぶり!覚えてる?」などと、どこからともなく声をかけられ「○○さんだよね・・」と、昔の面影を探りながら答えると、「そうそう・・覚えててくれたんだ!」と、喜んでくれます。

どこかゆとりがある高校生に比べ、中学生は、神社によって、縄張りがあったり、高校生にちょっとビビッたりと、少々スリルもあるようです。


思春期の秋風

2007年10月11日 | ブログ

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笑顔にも  思春期の秋風(かぜ)  寂しげに        

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暑かった夏もようやく顔を隠してくれたようで、お天気でも風が涼しく、時には、ヒヤッと寒さを感じる季節となりました。

毎日、元気で楽しく過ごしている子ども達ですが、それなりに色々と悩みもあるようです。

笑顔で振舞っていても、時おり見せるふとした表情には、秋風のようなちょっとした哀愁を感じることがあります。

学校のこと家庭でのこと、子どもの数だけ色々ありますが、普段は、明るく楽しく、いやなことは、笑いのパワーで吹き飛ばしています。

何かあった時、大人は、そのことについて、ピンポイントで対応するのではなく、成長と言う季節の中のひとつの出来事と言う認識で、全体を包むように、また、長い目で見てあげることが大切なような気がします。

時々子ども達は、小雨が降るように「ポツリ・・ポツリ・・」と、自分のことを語ります。

その背景には、たくさんの情景が浮かびます。

様々な葛藤の中、季節が過ぎれば、いつの間にか成長して、今までの子ども達のように、「あんなこともあったね」と今度は、故郷として「たかさんち」に来てくれることでしょう。


卒業生

2007年10月08日 | ブログ

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休日も  地元で汗かく  卒業生        

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高校生・大学生・社会人・・

少し前までは、駄菓子屋の常連さんだったのに・・

コンビニでもスーパーでもドラックストアにレンタル屋さん・・

あれ?ここにも・・

というくらい、見慣れた顔が地元で働いています。

ちょっと照れくさそうによそいきの態度で接客してくれます。

余裕のある時は、「頑張ってね!」などと声をかけたりしていますが、 なるべく見守るようにしています。

何にでも積極的だった子は社会に出るのも早いような・・

ちょっと好奇心が強くて、羽目外していた様な子が、意外と自分でお金を稼いで自立していたり、接客業が向いていたり・・

兄弟の多い子が家計を助けるため・・なんて子もいたりして、結構みんなしっかりしています。

地元で働くと言うことがとても意味のあることのように思えます。

昔の商店街のように地元で育って、地元で働いて、地元に恩返し出来るような町になるといいな・・


正直

2007年10月05日 | ブログ

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正直に  支払い忘れて  二度来店        

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子ども達は、意外と正直です。

もちろんすきあらば、少しでも安くお得な買い物をしたいと思うのは、それこそ大人と同じくらいしたたかなところはありますが・・

たかさんちでは、曜日や時間帯によって、とても混雑します。

特に遠足の前の日などは、どっとたくさんの子ども達や親子で大混雑。

しかも、泊りがけの行事だったりすると、おやつ代も300円とか400円とかアップします。

持って行きたいお菓子をかごに入れながら「え~と、後100円買えるから・・」などと、どの子もお菓子を選ぶのと決められた額の計算でテンパっています。

なので、こちらも次々と回転良くさばかなければなりません。

「これいくらかな・・?」あまりにもたくさん買い過ぎて、計算が出来なくなった子など一緒に確認したりします。

そんな時、確認したことで安心してしまって、お金を払わずにお菓子だけ持って帰ってしまった子がいました。

こちらもごった返していたので、気づかなかったようです。

お店が空いた頃、慌てた様子で、「さっき、お金払うの忘れてた!」と言って、血相変えて店に飛び込んで来ました。

手元のお金を見て、減っていないことに気づいて、驚いたようです。

他にも、「お菓子が1つ余分に入っていた」と、返しに来た子もいます。

普段、「ただでお菓子頂戴!」なんていっている子も、「おつりが多いよ」と、正直に言ってくれます。

これからも子ども達との信頼関係を大切にして行きたいと思います。


仲間だね

2007年10月01日 | ブログ

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異年齢  シール分け合い  「仲間だね」        

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「このシールがいいな。」

「じゃ、交換しよう」

「これで僕達仲間だね」

などと、なんとも子どもらしい会話が聞こえてきました。

聞いてみると、今日、出会ったばかりで、学校・学年も違うとのこと。

今時の子は、他の学年と遊ばない、交流が少ないなどと言われがちですが、そんなことはありません。

たかさんちに来ると、幼児でも中学生でも大人でも、みんな仲良くなります。

あまりにも平気でしゃべっているので、「知り合い?」っと聞いてみると、「えっ?今日初めて会った」とか、「知らない・・違う学校だもの」などと、「おいおい、初めてなのにそんなに親しく話しているの・・?」と不思議に思うくらいです。

高校生が小学生とゲームの話をしたり、親子で来たお父さんが他の子ども達と会話をしたり、違う学校の子ども同士が、親しくなって一緒に遊ぶようになったり、たかさんちは年齢・学年を超えた社交場です。

コギャル風の女子高生が、幼児の面倒を見てくれたり、子どもは子どもが好きなんですね。