駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識した駄菓子屋24年の軌跡とだが活!新「だがるだじゃれ」駄菓子紹介R4/8開始~

第二章 「子どもの心」 ①「ここにいるよ」

2015年10月22日 | 駄菓子屋
子どもが(町から)消えた?
ここにいるよ
子どもがわからない?
どこを見ているの?

せっかくの勇姿もファインダー越しに
「画面の僕より 今の僕を見てよ」
「私の声を 本に聞かないで」

知らない人達が言ってること(情報)より
そばにいる笑顔が本物なのに

ランドセルをしょったまま
しゃがみこんで土をいじってる
雪をつかんでおっかけっこ

ほら!ここにも ここにも
昔のままの子ども達が
たくさんいるのに

第一章 駄菓子屋「たかさんち」 ⑫「駄菓子屋はね」

2015年10月10日 | 駄菓子屋
駄菓子屋はね 子どもにとっては新しいの
駄菓子屋はね ドキドキする冒険の入り口

自立への扉 わくわくする 未知の世界
大人への初めの一歩
駄菓子屋はね 子どもにとっての未来

駄菓子屋はね 大人にとっては 懐かしいの
駄菓子屋はね ドキドキしたあの頃

子どもに戻れるひと時 ワクワクした 想い出の時
子ども目線になれる場所
駄菓子屋は 大人にとっての昔

だから 駄菓子屋はね
あたらなつかしいの

ちょっぴり大人になれる場所
ちょっぴり子どもに戻る場所
みんなが分かち合える
唯一の「今」

第一章 駄菓子屋「たかさんち」 ⑪「成長という名の」

2015年10月05日 | 駄菓子屋
いつの間にか手に入れた
成長という名の切符

そろそろだね また 君もどこかへ行ってしまう
淋しいわけじゃない
悲しいわけじゃない

ここの狭い空間じゃ
包みきれないほどの思いがあふれでて
世界へと続く扉を開ける

君には大きく見えたこの店の戸も
いつの間にか小さく小さくなって
ついにこの中の冒険が終わる

そして この小さな扉が夢への扉と変わる
君は大人という外の世界へ旅立っていく

じゃあ
切符を切るね
気を付けていってらっしゃい!

第一章 駄菓子屋「たかさんち」 ⑩「大きなカバン」

2015年10月03日 | 駄菓子屋
大きければ大きいほど
熱い想いが詰まっている
君たちの大きなカバン

毎日毎日 背負っている
何もかも一緒に
重くはないの?
辛くはないの?

君たちは いつも笑顔
大きな大きなカバンには
夢がたくさん詰まっているけど
夢のように軽い

楽しさや喜びも
たくさん詰まっているから
だから 一日も休まずに
夢を運んでいるんだね


第一章 駄菓子屋「たかさんち」 ⑨「逃げ道」

2015年10月02日 | 駄菓子屋
たぶん嘘をついてるね
よっぽどやばいと思ったんだね

母や父の壁は 厚くて高いから
越えるには まだ 色々なものが足りないんだよ

追い詰めたり 追い込んだりするのは
簡単だけど
今は 気づかない振りをしてあげる

ホッとしているならいいけれど
しめしめって思ったら
許さないけどね