今日の大津は35℃。妻とイオンモールに避暑に出向く。夕飯の食材買い出し前に映画鑑賞。
宮崎駿 作品 風立ちぬ

前評判では「これはジブリではない!!」との評判が多く、ある意味問題作。
特にジブリファンではない私としては、零戦設計者があの困難な時代に何を思っていたのか・・という方に興味をもち、荒井由実の「ひこうき雲」が流れても泣かないぞ!と決意し、最後列にマンゴージュースを抱え陣取った。
韓国あたりでは宮崎アニメが戦争賛美をした! などと予想された議論が巻き起こっているようだが、プロジェクトXや小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に素朴に感動する類の人には(私もそうだが・・苦笑)この映画を見て戦争云々をの議論には至らないのでは・・と思った。宮崎監督も「機関銃さえ積まなければ世界最速なのに・・」と主人公に言わせ、これはエンジニアとしての純粋な思いの物語であることを匂わせていた。
ただ、この主人公は恋をしてしまった。妹や上司から「エゴイズム」ではないのか、と批判されても、理想の機体を追い求める主人公の姿を宮崎監督は悲壮感をもって描かない。(少なくとも私はそう感じた)一方、健気に寄り添う妻の姿に私は涙してしまった。
アニメとしてみると、風景や背景のディティールのこだわりには宮崎監督の恐ろしいまでの拘りがでていた。ただ、今までのジブリ作品のように「紅の豚」のような娯楽性はなく、「魔女の宅急便」や「となりのトトロ」のようなファンタジー性もなく、「火垂るの墓」や「風の谷のナウシカ」のような強烈なメッセージもない。夏休みのジブリ作品という感じで見に行くと、人によってはポカーンとしてしまう作品であった。少なくとも「おこちゃま」には絶対退屈な作品となっている。
荒井由実のアルバム「ひこうき雲」にもう一曲、聞いただけで泣けてしまう一曲があった。「雨の街を」 年だな・・。
宮崎駿 作品 風立ちぬ

前評判では「これはジブリではない!!」との評判が多く、ある意味問題作。
特にジブリファンではない私としては、零戦設計者があの困難な時代に何を思っていたのか・・という方に興味をもち、荒井由実の「ひこうき雲」が流れても泣かないぞ!と決意し、最後列にマンゴージュースを抱え陣取った。
韓国あたりでは宮崎アニメが戦争賛美をした! などと予想された議論が巻き起こっているようだが、プロジェクトXや小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に素朴に感動する類の人には(私もそうだが・・苦笑)この映画を見て戦争云々をの議論には至らないのでは・・と思った。宮崎監督も「機関銃さえ積まなければ世界最速なのに・・」と主人公に言わせ、これはエンジニアとしての純粋な思いの物語であることを匂わせていた。
ただ、この主人公は恋をしてしまった。妹や上司から「エゴイズム」ではないのか、と批判されても、理想の機体を追い求める主人公の姿を宮崎監督は悲壮感をもって描かない。(少なくとも私はそう感じた)一方、健気に寄り添う妻の姿に私は涙してしまった。
アニメとしてみると、風景や背景のディティールのこだわりには宮崎監督の恐ろしいまでの拘りがでていた。ただ、今までのジブリ作品のように「紅の豚」のような娯楽性はなく、「魔女の宅急便」や「となりのトトロ」のようなファンタジー性もなく、「火垂るの墓」や「風の谷のナウシカ」のような強烈なメッセージもない。夏休みのジブリ作品という感じで見に行くと、人によってはポカーンとしてしまう作品であった。少なくとも「おこちゃま」には絶対退屈な作品となっている。
荒井由実のアルバム「ひこうき雲」にもう一曲、聞いただけで泣けてしまう一曲があった。「雨の街を」 年だな・・。