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湖南オヤジのlast stand

50代オヤジのささやかなチャレンジ記録です。

風立ちぬ  ・・・生きねば

2013-07-27 23:59:59 | 映画
今日の大津は35℃。妻とイオンモールに避暑に出向く。夕飯の食材買い出し前に映画鑑賞。


宮崎駿 作品  風立ちぬ




前評判では「これはジブリではない!!」との評判が多く、ある意味問題作。


特にジブリファンではない私としては、零戦設計者があの困難な時代に何を思っていたのか・・という方に興味をもち、荒井由実の「ひこうき雲」が流れても泣かないぞ!と決意し、最後列にマンゴージュースを抱え陣取った。
韓国あたりでは宮崎アニメが戦争賛美をした! などと予想された議論が巻き起こっているようだが、プロジェクトXや小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に素朴に感動する類の人には(私もそうだが・・苦笑)この映画を見て戦争云々をの議論には至らないのでは・・と思った。宮崎監督も「機関銃さえ積まなければ世界最速なのに・・」と主人公に言わせ、これはエンジニアとしての純粋な思いの物語であることを匂わせていた。

ただ、この主人公は恋をしてしまった。妹や上司から「エゴイズム」ではないのか、と批判されても、理想の機体を追い求める主人公の姿を宮崎監督は悲壮感をもって描かない。(少なくとも私はそう感じた)一方、健気に寄り添う妻の姿に私は涙してしまった。

アニメとしてみると、風景や背景のディティールのこだわりには宮崎監督の恐ろしいまでの拘りがでていた。ただ、今までのジブリ作品のように「紅の豚」のような娯楽性はなく、「魔女の宅急便」や「となりのトトロ」のようなファンタジー性もなく、「火垂るの墓」や「風の谷のナウシカ」のような強烈なメッセージもない。夏休みのジブリ作品という感じで見に行くと、人によってはポカーンとしてしまう作品であった。少なくとも「おこちゃま」には絶対退屈な作品となっている。


荒井由実のアルバム「ひこうき雲」にもう一曲、聞いただけで泣けてしまう一曲があった。「雨の街を」 年だな・・。
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華麗なるキャッツビー・・いつも邦題に違和感が・・

2013-06-22 23:53:04 | 映画
異動と慣れない長距離通勤でさすがに精神的に疲れた一週間、本日はさすがに朝寝。幸い、涼しかったので、お昼前から足の状態確認にLSD。自宅、瀬田川の洗堰、近江大橋、瀬田駅、国道1号線と19kmほど2時間10分ほどゆっくり走る。なんとか、来月の神鍋の蘇武山のトレランには間に合いそう・・。

先月行った芦生の帰りに買った鹿カレーがお昼ご飯。美味しかった。後の天気はまだ今ひとつ。昼食後、妻と映画に行く。

The Great Gatsby 邦題 華麗なるギャッツビー



今更解説もいらない、F・スコット・フィッツジェラルドの名作。
決して(強調してる 笑)デカプリオのファンではないが、乗り越えられない過去を乗り越えられると信じ、そしてできなかった無垢な男の屈折した愛情表現を華麗に演じていた。

この物語は、読み手それぞれが読後の余韻にまかせて、物語を終わらせる、ようなところがあるが・・、最後のデカプリオの美しいブルーの瞳がそれだったのだろうか・・
妙に目に焼きついてしまった・・


明日は、岐阜の夜叉ヶ池ハイキング。ここは龍神伝説の地です。
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差

2013-05-11 18:53:21 | 映画


本日、雨。割引の前売り券で、妻と映画に行く。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

前作は出来も良かったが、札幌、小樽が舞台になり、遠く離れた地から故郷に感情移入でき、そちらの方で満足してしまったところが大きかった。
特に小樽港の観光船待合室が重要なシーンとなり、小樽と札幌は心理的にはやはり、遠いなぁ~、としみじみ思ってしまった。(ネタバレになるのでストーリー省略)



さて、今回の作品。



本日封切りで、さらに詳細には触れないが、大泉くん、相変わらず弾けているし、松田龍平は、とぼけた演技で相変わらず大泉くんのパワーを絶妙に吸収してましたね。

今回のロケ地は室蘭ですが、街並みは小樽に似てるし、トタン屋根の寂れた坂の古い町並み、人通りの少ない商店街・・・・涙腺が緩んでしまった。

ストーリーは今回は凝っていて、果たして収拾がつくのか心配したが・・・ラストには泣かされました。

追:前作のエンディング曲はカルメン・マキだったが、今回は鈴木慶一とムーンライダーズ。う~ん、製作者の趣味がなんともいえません。
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歌の力・・レ・ミゼラブル

2013-01-03 19:30:30 | 映画
自宅で過ごした年末年始も今日でお終い。せめて外出でも・・と妻と映画へ。話題作「レ・ミゼラブル」。満員でした。

小学校の時に移動図書館で子供向けの「あぁ無情」を借りっぱなしで親に叱られた思い出がよみがえったが、ストーリーは大人向け。

冒頭の囚人による帆船ドックでの奴隷的な労働シーンに度肝を抜かれ、CG屈指のパリのシーンにはさすがに舞台美術にない「映画の力」を思ったが、映画そのものは、全編「ミュージカルの力」でラストまで引っ張られた。号泣でした。ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ・・最後まで歌で泣かせます・・・



帰り、好日山荘により、耳あてタイプのバラクラバとオーバーグローブを購入。
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役者クリンストイーストウッド

2012-11-24 23:48:39 | 映画
福知山マラソンからお腹が不調。どうも風邪のよう・・。
仕事に出ようと思ったが、ボ~として終わりそうなので、妻と映画に。草津のAEONの紅虎餃子房で昼食。

栄養つけなければ・・と海老チリ定食にするが、



妻のお粥定食が美味しそう・・。



ワーナーマイカルシネマでクリントイーストウッド主演の「人生の特等席」を見る。



監督が本業となっていたが、弟子に監督させて、久々に自ら主演。老化で引退を迫られた頑固者の大リーグ名物スカウトとキャリアウーマンの娘のぎこちない心の交流の物語。様々な伏線がラストで一本となるストーリー展開は弟子といえど流石。ラストまで惹きつけられた。それにしてもクリンストイーストウッドの渋さと言ったら・・やはり名優です。親子の愛情、この道一筋がテーマで、疲れた心の栄養となった。でもお腹は不調。喉も痛い。甘酒を買って帰宅。明日は仕事に行こう。
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