hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

小さなオケの第九

2014-12-22 16:56:04 | Konzert
昨日(12/21)は、音楽集団「三頭の象」の第九に参加しました
エントリー制で、Rフィルの友人からお誘いを受けての参加。
500人程の箱、オケは4プル規模、合唱も各パート10名というサイズ。
指揮者の意図として、コンパクトなサイズ、そこここに独自の解釈を盛り込んでの演奏を目指しました。
直前までドタバタしたし、不安でしたが、本番はなんとか形になったかな。来場者数も8割ほどは入ったかと思いますし、アンケートも概ね好評。
自分としても新たな解釈を経験できて勉強になりました

しかしながらここでメモしておきたいことは、単発オケの難しさです。
象さんオケは活動7年目。しかし定期的な演奏会は無く、音楽解釈をメインに活動している団体。
今回の第九が何回目の演奏会かはわかりませんが、正団員は20名ほどで、今回の出演者の殆どは今回のためにエントリーして参加したメンバー。レベルも経験も様々。
弦に至っては、2nd2名、Va1名、Vc1名のみが団員。コンマスはトレーナー兼が一名。それ以外全員が初めまして状態。

そうなると指揮者のやりたいことの何パーセントが実現できるのか?
これまで何ヶ月もかけてアナリーゼ含め指揮者と意思統一してきただろうことは想像できますが、それを積み上げて本番に活かすのは至難です。
ゲネ本でかなり妥協が生まれたのも事実で、ちともったいなかったかと思います。


ふだん、全パートが揃うことが当たり前のオケにいることをありがたく思っみりしました