奇跡の生還から1年

交通事故にあい、1か月意識不明の重体。奇跡的に意識回復し、現在は完治といっていいくらい回復した。

あの回復からちょうど1年。。。

いろいろ変化した1年だった。

いろいろありすぎて感慨深い。

特に変化したのは私自身の意識だ。

事故により数百万の費用がかかり、その間の仕事もなくなり、今もなお銀行に借金をして生活している。
同棲し結婚の約束までしていた女性も私の金銭的にも精神的にも不安定な状態についてこれなくなり去って行った。

でも不思議とすっきりしている。

心が大変化したからだ。

それまで心理カウンセラーと名乗っていながら情けない話である。
失う経験をして分かった、、、なんて。

今までは金も、女も、なくならないようになくならないように、って生きてたのだった。

要は自分のため、せいぜい家族になるであろう女性のため、に生きてきた。
その状態を維持しようとするあまり現実が見えなくなっていった。

しかし手放すことを交通事故という外圧によって強引に何もかも失ったことで変わることができた。


今は好きな女性の喜ぶ顔が見たいということで生きるのではなく、教育者としてこの世の中の素晴らしいこと、いけないことを伝える役割を持った人間として生きている。

私の生活の維持、は影が薄くなっていった。

相変わらず金はない。。。

ダイビングに行けなくとも、パラオの海に行かなくても


私の心は宙を舞っている。


自分のために、楽しい遊びのために、自分の幸せを維持するためだけに、

生きることに価値はない。

結果幸せな感覚を得ることができるのだと思う。

そんなことを至誠塾で伝えていく。



他人さまのために、この社会のために、奇跡的に残った生を捧ぐ。


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