心理 カウンセリング 心の家庭教師

不登校・引きこもり、リストカット、依存症、パニック障害、対人不安恐怖、うつ…疲れた心が安心して癒される場所を目指します

便利さと引き換えに

2013年05月10日 | カウンセリング
ゴールデンウィークが終わりましたね。

今回は朝晩の寒暖の差が激しく、北海道では雪が降っている異常さでした。

そんな中私は箱根に一泊してきました。
芦ノ湖と富士山が見えて素晴らしかったです。

さて途中ロープウェイで大涌谷で降り、少し歩いて登って上で黒たまごを食べ降りてきた。


話はそれで終わり、、、ではない。
家に帰って寝た次の日、全身が筋肉痛になっていたのだ!!!

日頃電車通勤、階段ではなくエスカレーターかエレベーター、仕事中はあまり動くこともない。

それが急に動いたため使っていない筋肉が退化してしまったのではないか?と感じたのだ。


なぜそんなことを今頃書いたのかというと、生徒の『漢字能力』がかなり低下していると感じているからなのだ。

文化庁発表の記事を下に示そう。


「書く力が衰えた」

携帯電話や電子メールの普及によって「漢字を正確に書く力が衰えた」と感じる人が66.5%にのぼり、平成13年度調査時より25.2ポイント増えたことが文化庁の「平成23年度国語に関する世論調査」で分かった。
すべての年代で平成13年度調査結果よりも今回の調査結果の割合の方が高くなっており、最も差の小さい30代で19.9ポイント、最も差の大きい20代では、30.8ポイントの差となっている。
調査では、携帯電話や電子メールなどの普及による情報交換手段の多様化が、日常生活に影響を与えている例として思い当たることを質問。その結果「漢字を書く力が衰えた」と回答した人が大幅に増えた。
このほか「手紙やはがきはあまり利用しないようになった」が15.6ポイント増の57.2%、「手で字を書くことが面倒くさく感じるようになった」が10.1ポイント増の42.0%となった。


さて、この記事を読んで皆さんはどう感じましたか?

携帯やスマートフォンを今は子どもが持っていてメールをする時代。

漢字を調べるのに辞書を使わずに携帯でさっと調べる子も多い。


便利になったもんだ。。。

ですませていいのだろうか。

便利になったからには逆に強制的にやらせないといけないのではないだろうか。


歩かなくなった
 ↓
体力が低下する。
 ↓
強制的にスポーツジムに通う


そんな大人が多いのではないか。

同じことが子どもの勉強にも言えるのではないだろうか。


強制的にやらなければならない。

でもやらなくても何とかなりそうな時代。

どっちを選ぶかというと、子どもは絶対に楽なほうを選ぶ。


でも強制されて我慢してやらせることは絶対に必要なのだ。


車の運転で、ナビが発達したために風景を覚えることができなくなった、という経験はみなさんあるのではないか。
それを阻止するために、ナビをあえて見ない訓練を私はしている。


子どもの場合はどうすれば良いのか。。。

そこで我々のような塾が登場する。厳しい塾が。


今年から至誠塾では子どもに漢字を書かせることを宿題にしている。

強制的に。



問合せメールアドレス

至誠塾 

heros@castle.ocn.ne.jp

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