岩屋山を歩いて既に1週間が過ぎた。一緒に歩いた仲間は遠の昔にブログで報告済みである。
今更ながらと思わないではないが、自分なりの感想を残しておこうと思い立って書き始めている。
そよかぜさんから『岩屋山満喫ルートをご一緒に』という案内メールをいただいたのが10月9日
であった。「一般的に歩かれているルートだけでなく、昔の畑道・藪・岩尾根など変化に富んだ
ルートを考えております」「歩行時間 約6時間」といった内容が添えてあった。
以前に、そよかぜさんの岩屋山レポートを読んでいて、岩尾根巡りなど興味深い所が紹介されて
いたので、喜んで参加させてもらうことにした。
その後、登山日が近づくと参加者の皆さんが知らされてくると、健脚揃いの方々の名前を見て、
果たして迷惑かけずに歩けるだろうかと少々不安になってきた。結局、ネットで名前は存じ上げて
いる方に初めてお会いできるという魅力が勝って、当日の朝を迎えた。
参加の皆さんは次の17名。
福岡組 7名 S.TAROUさん、いーさん、豊津の俊ちゃん、豊津の信ちゃん、hirokoパパさん、
hirokoさん、凧さん
大分組 1名 よっちゃん
佐賀組 3名 タクさん、平六さん、私(+3k)
長崎組 6名 そよかぜさん、山馬鹿さん、ミッセルさん、bambooさん、Yさん、Kさん
初めてお会いするのは、豊津の俊ちゃん・信ちゃんご夫妻、bambooさん、Yさん、Kさんの5名。
いーさん、凧さんはお互いの記憶は別にして、根子岳と井原山でお会いしていた。
全員が集合したところで自己紹介があり、それぞれのブログなども紹介され、一気に親近感が増した。
いよいよ登山開始となったが、私は自分の体力を考え先頭について歩かせてもらった。
歩きに余裕がなかったので、写真を多く撮ることができなかったが、昔の畑道、岩屋インカの石積など、遠い昔の先人の生活振りが浮かんでくるような、感慨深い情景が脳裏に焼きついた。
楽しい時間を共有していただいた皆さんに感謝し、充実した気持ちで唐津に帰った。
また、いつか一緒に歩きたい。
岩屋神社の参道、境内を通って登山道へと続く。
舞岳鞍部への登山道沿いに残る石垣。
山の中腹まで開墾されたことを示す石垣。雑木が茂り畑の面影は石垣だけである。
石垣を見て故郷の山際の畑を思い出した。二年程前40数年ぶりに畑に行ったら、石垣は猪が壊し境界すらわからないほどに荒れていた。畑には雑木は茂り畑とはもはや言えない状態であった。
舞岳鞍部にある長崎県の自然歩道の説明版。県全体よりも岩屋山一帯の自然歩道を表示してもらいたかった。
この後、黒似田方面へ向かうが、ほどなくして自然歩道を外れて式見川源流方向に昔の畑道を進む。
畑道は使い込まれたことを物語るように、畑との境界石垣が残り、切通しを作って平坦にした後があったり。すでに雑木が茂り、竹が進出しているところも増えているようであったが、先人たちの労苦が偲ばれる道を歩かせてもらった。
式見川源流の河原を越えるとそこには『岩屋インカの石積』が階段状に尾根の下まで続いていた。
式見川源流。ここはまだ両岸は石垣で治水してあった。
石積の間道(畦道?)を縫うようにして尾根に上った。ここからは岩屋山に向けての登り返しとなっていた。
途中、展望岩に寄って岩屋山から舞岳方面、その手前の式見川源流の渓谷を眺めた。渓谷は深く、かなり下って来たことを物語るように、岩屋山は遠く高くに見えた。
展望岩に残っていたダンギク。すでに花はドライフラワーのようになっていた。
気持ちのいい登山道。でも結構急坂である。林の中に見える岩はそよかぜさんの名前が付いているらしい。
この後、美智子岩まで少し下って昼食をとった。
11時40分美智子岩到着。そよかぜさんからはつみれ汁が振る舞われ、平六さんの羊羹はじめ皆さんからお菓子をいただいた。お気遣いに感謝。
食後は、そよかぜさん作詞の「岩屋山の歌」や「多良岳讃歌」をみんなで合唱し、更に記憶に残る山歩き会になった。準備をしていただいたそよかぜさん始めご一緒していただいた16名の皆さんに大感謝である。
楽しい食事時間が終わるといよいよ岩屋山への最後の登りであった。重くなった体を持ち上げるのに息遣いが荒くなる。
最後の急坂は息が上がってしまったが、13時25分には山頂に届いた。
いわゆる常連さん達始め沢山の人達が山頂で寛いでいた。
長崎の市街地を眺める仲間たち
長崎港入口にある伊王島方面。橋で繋がった。
微かに雲仙岳も見ることができた。
眺望を満喫し、全員での記念撮影をして下山となった。下山道も結構な急坂である。
再び岩屋神社境内へと入った
そばの梅林にある花を探しに行った。
14時30分 無事、楽しかった山歩きを終え出発地の駐車場に戻った。
心残りはすべての人と言葉を交わせなかったこと。またいつか機会をいただきたい。
そんな思いと感動が今も蘇ってくる。
今更ながらと思わないではないが、自分なりの感想を残しておこうと思い立って書き始めている。
そよかぜさんから『岩屋山満喫ルートをご一緒に』という案内メールをいただいたのが10月9日
であった。「一般的に歩かれているルートだけでなく、昔の畑道・藪・岩尾根など変化に富んだ
ルートを考えております」「歩行時間 約6時間」といった内容が添えてあった。
以前に、そよかぜさんの岩屋山レポートを読んでいて、岩尾根巡りなど興味深い所が紹介されて
いたので、喜んで参加させてもらうことにした。
その後、登山日が近づくと参加者の皆さんが知らされてくると、健脚揃いの方々の名前を見て、
果たして迷惑かけずに歩けるだろうかと少々不安になってきた。結局、ネットで名前は存じ上げて
いる方に初めてお会いできるという魅力が勝って、当日の朝を迎えた。
参加の皆さんは次の17名。
福岡組 7名 S.TAROUさん、いーさん、豊津の俊ちゃん、豊津の信ちゃん、hirokoパパさん、
hirokoさん、凧さん
大分組 1名 よっちゃん
佐賀組 3名 タクさん、平六さん、私(+3k)
長崎組 6名 そよかぜさん、山馬鹿さん、ミッセルさん、bambooさん、Yさん、Kさん
初めてお会いするのは、豊津の俊ちゃん・信ちゃんご夫妻、bambooさん、Yさん、Kさんの5名。
いーさん、凧さんはお互いの記憶は別にして、根子岳と井原山でお会いしていた。
全員が集合したところで自己紹介があり、それぞれのブログなども紹介され、一気に親近感が増した。
いよいよ登山開始となったが、私は自分の体力を考え先頭について歩かせてもらった。
歩きに余裕がなかったので、写真を多く撮ることができなかったが、昔の畑道、岩屋インカの石積など、遠い昔の先人の生活振りが浮かんでくるような、感慨深い情景が脳裏に焼きついた。
楽しい時間を共有していただいた皆さんに感謝し、充実した気持ちで唐津に帰った。
また、いつか一緒に歩きたい。
出発前の自己紹介風景 |
岩屋神社の参道、境内を通って登山道へと続く。
参道 | 霊峰岩屋山の略歴(説明版) | 大杉のご神木 |
舞岳鞍部への登山道沿いに残る石垣。
山の中腹まで開墾されたことを示す石垣。雑木が茂り畑の面影は石垣だけである。
石垣を見て故郷の山際の畑を思い出した。二年程前40数年ぶりに畑に行ったら、石垣は猪が壊し境界すらわからないほどに荒れていた。畑には雑木は茂り畑とはもはや言えない状態であった。
舞岳鞍部にある長崎県の自然歩道の説明版。県全体よりも岩屋山一帯の自然歩道を表示してもらいたかった。
この後、黒似田方面へ向かうが、ほどなくして自然歩道を外れて式見川源流方向に昔の畑道を進む。
畑道は使い込まれたことを物語るように、畑との境界石垣が残り、切通しを作って平坦にした後があったり。すでに雑木が茂り、竹が進出しているところも増えているようであったが、先人たちの労苦が偲ばれる道を歩かせてもらった。
式見川源流の河原を越えるとそこには『岩屋インカの石積』が階段状に尾根の下まで続いていた。
式見川源流。ここはまだ両岸は石垣で治水してあった。
岩屋インカの石積 |
石積の間道(畦道?)を縫うようにして尾根に上った。ここからは岩屋山に向けての登り返しとなっていた。
途中、展望岩に寄って岩屋山から舞岳方面、その手前の式見川源流の渓谷を眺めた。渓谷は深く、かなり下って来たことを物語るように、岩屋山は遠く高くに見えた。
展望岩に残っていたダンギク。すでに花はドライフラワーのようになっていた。
気持ちのいい登山道。でも結構急坂である。林の中に見える岩はそよかぜさんの名前が付いているらしい。
この後、美智子岩まで少し下って昼食をとった。
11時40分美智子岩到着。そよかぜさんからはつみれ汁が振る舞われ、平六さんの羊羹はじめ皆さんからお菓子をいただいた。お気遣いに感謝。
食後は、そよかぜさん作詞の「岩屋山の歌」や「多良岳讃歌」をみんなで合唱し、更に記憶に残る山歩き会になった。準備をしていただいたそよかぜさん始めご一緒していただいた16名の皆さんに大感謝である。
楽しい食事時間が終わるといよいよ岩屋山への最後の登りであった。重くなった体を持ち上げるのに息遣いが荒くなる。
最後の急坂は息が上がってしまったが、13時25分には山頂に届いた。
いわゆる常連さん達始め沢山の人達が山頂で寛いでいた。
長崎の市街地を眺める仲間たち
長崎港入口にある伊王島方面。橋で繋がった。
微かに雲仙岳も見ることができた。
眺望を満喫し、全員での記念撮影をして下山となった。下山道も結構な急坂である。
再び岩屋神社境内へと入った
そばの梅林にある花を探しに行った。
キチジョウソウ |
14時30分 無事、楽しかった山歩きを終え出発地の駐車場に戻った。
心残りはすべての人と言葉を交わせなかったこと。またいつか機会をいただきたい。
そんな思いと感動が今も蘇ってくる。
今回も、愉快に読ませていただきました。
お元気そうでなによりでした、また山で会いましょうね~♪
長崎市街地の近くに、これ程変化に富んだ山があるとは驚きでした。
文章は拙い語彙しか知らないので恥ずかしい限りです。
また、会いたいですね。
でも、皆さんに着いて行くには、私は少し体力強化が必要ですが・・・。
あの時の方々との楽しい会話がよみがえりました。
岩屋山は結構楽しい山なんですよ。
あの洋子岩は、+3Kさんと数人だけしかわからなかったかもです。
貴重映像。笑
またご一緒に歩きたいです。
どこか行きましょう~
今日の岩屋山は雨にけぶっています。
皆さんのブログを見るのが楽しみでした。
そよかぜさんから岩屋山6時間コースの御案内をいただいた時、いろんなルートから登り、何度か山頂に立つのでは~?と思っていました。
初めて登りましたが、低山と言えど奥が深かったです。
またお会いしました折にはよろしくお願いします。
岩屋山満喫ルートは言葉通り素晴らしいルートでした。ありがとうございました。
ブログはなかなか筆が進まず、いつも古新聞です。
私的には、ゆっくり、牛歩で、反芻しながら感動を味わってます。
またご一緒できますように。
お名前は、いつも拝見してました。
hirokoさん同様、いつもご夫婦で一緒に歩かれているのを羨ましく思ってます。
夫婦元気が何よりですね。私たちも元気ですが、山登りだけは付いてきてくれません。
今後ともよろしくお願いします。