+3Kの牛の如く

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大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

経ヶ岳~金泉寺(平谷越まで)

2011年12月27日 | 多良山系
先週の週末は寒波襲来で各地に雪が降るような天気予報が出ていた。私的には25日は田舎に行く予定があり、22日に雪が降って23日に雪景色の中を登ることを想定していた。
出来れば雲仙岳の『花ぼうろ』を見たいと思っていたが、唐津まで帰らねばならないこと、雪による交通規制があるかもしれないこと等を考えて、12月4日に虚空蔵山から見た『経ヶ岳』に行こうと前日までに決めていた。
去年までは3年連続で3月に経ヶ岳に上っていたが、今年2011年は未だ登っていなかった。特に黒木登山口からは2009年3月以来登ってなく、久しぶりにつげ尾経由で登ってみようと計画した。もちろん折角だから金泉寺まで縦走することを考えたが、要は足が続くかだけが気懸かりだった。

前夜は何回目かの忘年会であったが、後半はお湯だけを美味そうに?飲みながら仲間と過ごし、午前0時前に辛うじて帰宅した。

午前6時5分目覚まし時計に起こされて、バタバタと支度をして6時45分には家を出た。後半の『お湯だけ』が効いたのか不思議とお酒は残っていなかった。いや久しぶりの経ヶ岳、つげ尾経由の急坂への闘志が、無意識に元気付けていたのかも知れない。

黒木登山口第2駐車場を過ぎて黒木林道入口まで行くと昔の駐車場手前にチェーンが張ってあり、結局は第2駐車場まで戻った。2台の車が停まっていたが、私が支度している内に3台がやって来た。高校生を連れたグループで、経ヶ岳に登るということだった。
期待した雪は全く無く、気温だけは1度と冷え込んでいたが、同じルートなら彼らに追い越されるだろうと思いながら、一足早く8時25分に出発した。

第二駐車場(左)と林道入口の旧駐車場(右)

15分程で第一駐車場からの登山道が合流する地点に達した。

さらに15分程登ったところで衣服調整をした。そこには写真のようなレスキューポイントの表示板が架かっていた。緊急時の連絡先と電話番号などが書かれており、「黒木―経ヶ岳コース」上に「大村市多良山系レスキューネットワーク協議会 大村警察署」によって設置してあるようだ。

以下、つげ尾の分岐までにあったレスキューポイント。405まである。

登山口からほぼ1時間30分で「つげ尾」の分岐に登り上がった。久しぶりのコースで、急登を覚悟していたのでもう少し時間が掛かると思っていたが、私としてはまずまずの速さだった。
つげ尾の分岐標識とそこにあったレスキューポイント表示板

今度のレスキューポイントは番号が『013』で『郡岳―経ヶ岳―金泉寺コース』となっていた。ということは大村野岳湖の上にある郡岳を基点に番号が振ってあるようだ。
そんなことを考えながらポイントを追って行ったら、景色とはまた違った楽しみが出てきた。経ヶ岳までに『014』があり、山頂は『015』、平谷越『016』と続き、金泉寺が『020』となっていた。

山頂手前の厳しい環境の中、表皮だけで緑を湛えている老木


山頂直前まで登ってくると微かに霧氷がついていて、粉雪も少し舞ってきた。



つげ尾から30分弱で山頂にたどり着いた。結局登山口から2時間、予定時間を30分程短縮したことになる。山頂には先客が2名、その後平谷登山口から来たグループが4名、単独が1名上がって来た。

山頂標柱


経ヶ岳山頂から見る多良岳・雲仙岳方面(上段)と五家原岳方面(下段)


山頂で5分程休んだ後、南斜面を下るか平谷越経由で下るか迷ったが、『ソウメンの滝』の話が記憶に残っていたので、平谷越経由を選んだ。

山頂部の縦走路に残る『控えめな霧氷に飾られた樹木』


経ヶ岳東方の展望岩から見た多良岳(上段)、鹿島市内・熊本方面(中段)、天山方面(下段)




平谷越の分岐には、大村警察署のレスキューポイント番号板とは別に鹿島警察署のレスキューポイントの番号板『62』が木に下げてあった。そこには『多良山系等レスキューネットワーク協議会 鹿島警察署』と記してあった。



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