+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

経ヶ岳~金泉寺(後半)

2011年12月28日 | 多良山系
平谷越の分岐からは金泉寺に向けて巻道を通り、まず中山越を目指すことになる。大村警察署のレスキューポイントは金泉寺の『020』まで順序よく続いていたと既に書いたが、鹿島警察署のレスキューポイントについても触れておきたい。
私が見落としたのかも知れないが『62』の次は『68』『67』で、中山越の手前まであったが連続性があるのかどうか不明であった。次に中山越では『21』が出てきて『19』『18』『17』『14』『13』と金泉寺の分岐手前まで続いた。しかし連続性があるようで、欠番があり(これは私が通ったルート違いかも?)どこが起点になっているのか想像できなかった。「平谷登山口なのか?」「中山キャンプ場登山口なのか?」いずれ確認のため歩くのもいいかも知れない。

さて、平谷越から10分弱歩いた所に話に聞いた『ソウメンの滝』があった。もう少し長いソウメン(つらら)が下がっているのであろうが、まだまだ冷え込みが緩いのか岩を隠すほどには成長していなかった。

『ソウメンの滝』から20分弱で中山越に着いた。その途中には間隔が不均等なレスキューポイント『68』『67』や経ヶ岳南斜面登山道入口への目印となる道標などがあった。

中山越の分岐標識。ここから
黒木登山口、中山キャンプ場
登山口へと下れる。

中山越から10分ほど登った所の展望岩から経ヶ岳を望む

11時40分、笹が岳鞍部『18』(鹿島警察署)で行動食を取っていたら、5人組が追い越して行った。
『14』(鹿島警察署)を過ぎた所から見える多良岳

12時10分に金泉寺分岐。一下りで金泉寺に着いた。

金泉寺山小屋は常連さん達で溢れ、「中にどうぞ」と言われたが、我が家同然に飛び交う会話の中に入れそうもなく、早々に退出。



小屋で昼食を取ろうと思っていたが、興ざめして一層下山して食べようかという気持ちになって、12時20分には金泉寺を後にした。
西野越には黒木、五家原岳への分岐道標があり、レスキューポイント「黒木-多良岳コース」『206』(大村警察署)が架かっていた。

西野越を少し下った所がオオキツネノカミソリの群生地であるが、さすがにこの時期、影も形も全く無かった。


『205』『204』と下り『203』ポイントには水場がある。量は少ないが喉を潤すには十分で、美味しくいただいた。
道標・ポイント表示板と水場

下山しながら見る経ヶ岳。手前は舞岳と舞岳尾根。(上段)と笹が岳と西岳(下段)



更に下って13時17分黒木林道の「八丁谷」に着いた。レスキューポイントは『201』となっていた。


13時35分、八丁谷から18分程かかって第二駐車場に戻った。休憩を含んで5時間10分の山行が終わった。
満車状態の駐車場。
沢山登っているなぁ


限られた日程の中、遠くの山ばかりを目当てに山行をしてきた一年であったが、これ程身近に登り堪えのある山があることに改めて気付かされた。今年最後の登り納めに気付いても後の祭りであるが、来年はもっと足を向けようと思った。
「雲仙も行きたい」ともう一人の自分が囁いた。故郷が遠くなってしまったこの頃を叱っているようだ。

この一年沢山の人に支えられ、時間を共有していただき、大自然の懐で遊ばせて貰い、癒していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
東日本大震災は、大自然の脅威を、人間の限界を教えてくれたような気がします。常に生物の一つとして、まさに自然体で生きていければいいと願っています。まだまだ煩悩に惑わされそうですが・・・。

皆様良い年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。

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