元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

昨日お父さんは、4発へをこきました。お母さんは12発こきました。 お父さんとお母さんは昨日、合わせて何発へをこきましたか?

2017-05-24 06:57:01 | つぶやき
電車内に今話題の「うんこ漢字ドリル」の広告、たくさん貼ってあって子供達が小さい頃に、彼らは算数の文章題に全然興味を示さないので手作りした文章題を思い出した。

昨日お父さんは、4発へをこきました。お母さんは12発こきました。
お父さんとお母さんは昨日、合わせて何発へをこきましたか?

中動の世界なんて全然意識していなかったけれど、それが頭の片隅にあることで、いろいろな事が繋がっていく。

2017-05-22 07:56:06 | 読書
小田実「生きる術としての哲学」
「日本人の特徴の一つに、「される側」の人たちが進んで「する側」の立場で考える、という奇妙なことがあります。私が市民集会でしゃべると、必ず「小田さんの言う通りにやったら日本国はつぶれます」と立ち上がる人がいる。「あなたは総理大臣か」と言ってやります。何でそのへんの煙草屋のおじさんが、総理大臣の身になって一所懸命考えるのか。なぜ「される側」の人間が、わざわざ「する側」に回るのか。こんな国は日本だけです。」

これは夏目漱石や欧米の個人主義は、常に「される側」から考えて、まずは国家の利益より自分の利益を守ることで、結果的に国民の為の政治が可能となることであり、國分功一郎さんの最近出した本で、論述した中動の世界のことであり、この間の蔦屋での彼のトークイベントで、大澤真幸さんが日本人の特性として丸山眞男の説を例として上げたことである。
中動の世界なんて全然意識していなかったけれど、それが頭の片隅にあることで、いろいろな事が繋がっていく。

こんな時代だから、治安維持法で獄死した三木清の言葉は、改めて素晴らしい!良き習慣が人格を作る。

2017-05-20 05:53:01 | つぶやき
こんな時代だから、治安維持法で獄死した三木清の言葉は、改めて素晴らしい!良き習慣が人格を作る。

「死は観念であり、生は形成である。人生は運命であり希望である。人生は希望の生成力である。幸福は人格である。良き習慣が人格を作る。」
アランの幸福論もヒルティの幸福論も、この良き習慣を作るためのもの(ラッセルの幸福論は読んだことがないのでわからないが)。

「人格は地の子らの最高の幸福であるというゲーテの言葉ほど、幸福についての完全な定義はない。幸福になると言うことは人格になるということである。」

「幸福は人格である。彼の幸福は彼の生命と同じように彼自身と一つのものである。この幸福をもって彼はあらゆる困難と闘うのである。幸福を武器として闘う者のみが倒れてもなお幸福である。」