3月1日 渓流釣り解禁
今年は〝暖冬〟といっても山には雪がある
雪が残る渓谷に〝釣り人〟は足を運ぶという
自分には釣りの趣味はないが
職場にもこの日を楽しみにしている人がいる
だいぶ前からこの日を休暇として予定していたようだ
「まだ寒いのにわざわざ‥‥」とも思うが
朝早くから渓谷にくりだし
手の切れそうな水温の低い流れに身をまかせ
身体に響く〝アタリ〟がこたえられないそうだ
〝狩猟民族〟の血が騒ぐのだろうか
暖かくなって雪もとけると
何となく嬉しくなる
花や野菜の種を蒔いたり、雑草をとったりと
やる事は次々に沸いてくる
自分は〝農耕民族〟の血をもっているんだろうなあ~
と思う時がある
もうすぐ雪に閉ざされた渓谷も
雪どけとともに開きはじめる
雪がとけた庭には
小さな新芽が顔を出している
春は山にも里にも確実にやってくる