夏の音楽

　我が家のエコエコ大作戦はいまだ継続中で、このくそ暑い中、車で移動中もクーラー無しで頑張っている。とは言いながら、半端じゃないこの暑さ（汗）。窓は全開（運転席側は閉めてるけど）、首には保冷剤で暑さしのぎをしているが、これこそホントに焼け石に水状態だ。もう、汗はダラダラ、気分はうんざり。
　
　そんな車中でいつもはゴスペルを聴いているのだが、今日はFM－NHKをかけていた。流れてきたのは昔懐かし八十年代後半から九十年代前半のロック。アン・ルイス、忌野清志郎、世良正則……。当時、私はどっちかと言うと、MTVなんかにハマってた口なので、それほど馴染みのある世界ではないのだが、そんな私でも知っているような有名な歌がラインナップされていた。
　ドスドスと重い重低音なリズム、なんとなく泥臭いメロディー。暑い最中、半ばヤケクソで一緒になって歌っていたら、なんだか無性に楽しくなってきた。音楽とこの質量たっぷりの暑さが妙に合っている……。なんだろう、アドレナリンが脳みその中に分泌されてきた感じ？？　きっと、真夏にロックのライブに行ったら、こういう気分になるのだろう……。まさに「バッテリーはビンビンだぜぃ♪」状態になり、その後の仕事も少しマシな気分で取り組む事が出来た。

　いやあ、意外な発見だなぁ。夏はロック！　なんですなぁ（笑）。ゴスペルもいいけど、たまにはロックもいいもんだ。