日向で雪遊び

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FGOプレイ日記33 「Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング 消えぬ炎の快男児」の感想

2018年07月29日 | Fate/Grand Order
流石にもう構わないでしょう。
そんなわけで感想です。


●オフェリア
全体を通してみると、オフェリアさんが主人公。
実力があり生真面目。驚異的な魔眼を持ち、油断も慢心もない。それでも何処か空虚。
あと、「変なのに好かれる体質」というか・・・(ぁぁ)
そんな彼女を取り巻くストーリー。

そして、主人公である立香との繋がりが薄い。
オフェリア的にはあまり眼中になく、あくまで「カルデア」という組織が脅威。
また、彼女はマシュを気にかけていたため、これが特に顕著になっていました。
実際、主人公の名前もすっと出て来てませんでしたしね。ここら辺りはカドックとの大きな違い。
一連の人理修復への拘り、その差とも言えます。

彼女の意識はあくまでキリシュタリアだけに向けられています。
周囲からあれこれ向けられているのですが、省みなかったのは余裕のなさでしょうか。
お蔭で酷い三角関係というか、Y字関係ェ・・・。

最後は死亡確定の大令呪を使い、共にスルトを討ち果たしました。
精神的には一般人な所も見え、マシュと一緒に穏やかに過ごす場面も見たかったです。


●スルト
始まりは偶然。そんなオフェリアとのボーイミーツガール。
実は章の初っ端から登場していたというのには驚きました。
そのうえで、もう一度最初から見直してみると全く印象が変わります。
一度目は粗暴で制御の利かない暴れ馬のよう。
ですが、心情を理解して見返すとそういうことか、と腑に落ちる不思議。

不幸だったのはスルトが「怪物だった」という点。
あくまで装置という役割から外れきることは出来ませんでした。
シグルドの体に入って召喚、マスターに呪いまでかけてしまう有り様。
最終的にはオフェリアに討たれてしまうわけですが、それも理解出来なかった。

マスターが上手く導いていければ違ったかもしれませんが・・・普通、無理(ぁ)
オフェリア視点ではとんでも能力を持ったストーカーでしょう。
スルトにとって、他のやり方は知らなかったんですよね。

余談ですが、うちのカルデアではダビデが宝具で倒してくれました。
ダビデ、まじ巨人キラー。


●ナポレオン
快男児の一言で済ませてしまえるキャラクター。
そのフレーズだけで十分なんですよね。
英霊召喚の出来ない状況、村で襲撃されているときに颯爽と現れたのは非常にカッコいい。

スカデイには捕まること前提でその後を考えていたりと、豪快なだけでない点も見せています。
でもオフェリアに求婚はほんとにギャグ。
熱い求愛に塩対応と、この辺の温度差がなんともかんとも(ーー;)

とはいえ、諦めることなく突き進み、自分の為すべき事をきっちり完遂。
さらにオフェリアの心も開かせるなど、何処まで行っても快男児。
からりとした気質の、気持ちのいい男でした。


●スカディ
個人的にはスカサハ・スカディと呼びたくないかな?
実際、優しさ全開でスカサハとは全く違いますからね。

ナンバリングされた村に、年齢制限による繁殖と間引き。
そんな箱庭世界を作り上げた彼女ですが、それは優しすぎたが故。
当然、最初は気味の悪いものと思えましたが、全て理由がありました。
要はスルトが原因。その爪痕のため、リソースがない世界なんですよね。

或いは巨人と人、どちらかを切り捨てればまた違ったかもしれませんが、彼女はあくまで神様。
どちらも世界にいる愛すべきものとして、実際に守り続けていました。

もし、他に頼れる相手がいれば・・・。ですが彼女にはいません。
それでも最後まで自分を貫き、戦いに赴くのでした。
個人的には、今回で特に気に入ったキャラです。


●シグルドとブリュンヒルデ
シグルド、まさか中身が乗っ取られてるとは・・・。
それでもなおカルデア襲撃時にスルトを抑えるなど、大英雄の名は伊達ではありませんでした。
最終局面では見事に実力を発揮していますね

でもって、超ドストレートのイケメンでびびる。
ナポレオンとの会話。あれで一気に好きになりましたよ。
まさかのブリュンヒルデがたじたじで、この夫婦いいなぁ・・・。

ブリュンヒルデも落ち着いた状態が見れてありがたい。
本来はこれが自然体なんでしょうね。
今後はこういうのが増えていってほしいです。


●シトナイ
今回、最大のイレギュラー。
イリヤの意識を持ち、更に神霊が3体入っている超規格外。
スカディからずっと娘扱いされるのが微笑ましい。

とはいえ、主人公が死にかけたのは笑えませんて。
それを当然のように助けてくれるエドモン、ホントに相棒枠。
今後、別の異聞帯でも確実に出てきそうですが、村正を見た時の彼女が気になりますね。


●ゲルダ
今回の一般人枠。
1章のパツシイとは絡み具合が全然違いましたが、これぐらいで丁度いいのかも。
あちらと違い、此方は本当に一般人。魔術もなく、戦うすべも持ちえない箱庭の住人。
彼女の視点から見るもの、それがこの世界の当たり前。

所長も彼女たちを気にかけていましたが、意見は述べても押し付けはしませんでした。
実際、どうこうすることはできませんからね。
一緒の食事をできなかったのが心残りか・・・。


●その他
時速90kmでロケラン幾つも抱えてきた麻婆神父。
・・・序盤のどでかいギャグですね。いきなりのこれに持ってかれた人は多いでしょう。

また捕虜であるカドックですが、アナスタシアの力が残っていたのか脱出。
本人としてはその考えが嫌だそうですが、他に可能性がないのも拍車をかけてるのかな。
彼女との約束通り、カドックは生きることを選択。
神父に連れ去られましたが、それでも足掻き続けるでしょうね。

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