古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

ワンコと旅行(小豆島 Vol.3)

2018年03月08日 | 旅行・車中泊
小豆島レポート第三弾です。

エンジェルロード到着が16時15分頃だったかな。この日の最大干潮時刻がたしか18時12分だったので、その前後3時間ほど、つまり15時頃から21時頃までが道が現れる時間となる。ネットで調べていると、砂の道が現れ始める頃や消え始める頃が一番お薦めとのこと。

1時間ほど前まで海だったとは思えないほど、しっかりと歩けました。


島を往復したあとは恋人の聖地「約束の丘展望台」へ。上の写真の左端に見えている岩の上。ここからの眺めが一番だな。でも、一番の眺めを撮り忘れたのでこちらを。

小豆島の海の水はきれいだ。どこまでも澄んでいるというのは言い過ぎだけど、東京や大阪に住んでいると見ることのできない美しさだ。去年、伊豆に行ったときも同じことを感じた。海の水が澄んでいると心も澄んでくるように感じる。老後の田舎暮らしというと山のイメージだけど、海辺の生活もいいかも。エンジェルロードは大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われている。もしも次に訪れることがあれば手をつないでみようか。

次はここから10分ほどの樹齢千年のオリーブの大樹。

ちょっと待てよ。たしか小豆島にオリーブが初めて植えられたのが100年ほど前ではなかったか。樹齢千年ってどういうこと。

答えはこういうことでした。

ほとんど枯れたように見える大きな株がここまで葉を茂らせて蘇るとは驚きだ。それもそのはず、テレビで見たことがある希代の園芸家でプラントハンターと呼ばれる西畠清順氏の仕事でした。

海の向こうにエンジェルロードが見える素晴らしい眺め。


そろそろ陽が西に傾いて影が長くなってきた。ここから半島をぐるっと回ると島の西側に出るので、どこからでも夕陽を観ることができる。小豆島の夕陽は綺麗だぞ。

途中、世界一狭い海峡としてギネスに登録されている土渕(どふち)海峡を通過。わざわざ車を降りてみるほどでもないところ。海峡には永代橋という橋が架かっているので車で通過。通過するときに写真を撮ろうと構えていた奥さん、あまりに一瞬だったのでシャッターチャンスを逃してしまう。後に車がいたので減速ができず、交差点の中なので停車することもできず。ということで、こちらをご覧ください。

ここからはホテルを目指してまっしぐら。このまま行けばホテルで夕陽を拝むことになりそうだ。十数分でホテル到着。奥さんとワンコを車に残してフロントへ。このホテル、ワンコと泊まれるのはいいけど、部屋以外はワンコ禁止で、裏庭から部屋へ直接入ることができるのだ。だからチェックイン手続きをするために一人でフロントに行ったのだけど、ガラス張りのロビーに大勢の宿泊客が集まってきて、みんなスマホ片手にガラス越しに写真を撮っている。どうやら夕陽がピークを迎えているようだ。ロビーの中までオレンジに染まってきた。チェックインを中断して一人で眺めることもできたけど、自分だけいい思いをするのは申し訳ない。急いでチェックインを済ませて車に戻り、荷物を担いで部屋に入り、ワンコを部屋に残してロビーに急いだ。ところが、だ。無情にも太陽は沈んでしまっていたのです。もったいないことしたなあ。あと10分早くついていれば、、、

そのあとはさっそく温泉へ。思っていた以上にいいお風呂。とくに露天風呂からの眺めは最高。海の向こうには瀬戸大橋も見える。おそらくロビーよりもここからの夕陽の眺めが一番きれいだったんだろうな。お湯は少し熱かったけど外気の温度が低いので出たり入ったりでちょうどいい感じ。上がってからも身体はずっとポカポカでした。

晩ご飯はバイキング。なぜか私たちのテーブルだけ小豆島牛のステーキがついていた。JALのサイトから予約したからかな。このステーキは絶品でした。そしてここでも醤油と素麺、そしてもちろんオリーブオイル。安っぽい料理はなく、どれも美味しくいただいた。バイキングは必ず食べ過ぎるよなあ。

部屋へ戻ってテレビを見ているうちに寝てしまい、目が覚めると深夜零時。お風呂は1時までなのであわてて浴場へ。独り占めの露天風呂は気分最高。翌朝も朝ご飯の前に温泉。温泉宿でのルーチンです。到着して温泉、寝る前に温泉、朝起きて温泉。必ず三度入ります。奥さんは出発前にも入るので計四回。

チェックアウトのあと、ホテルの敷地内にあるドッグランへ。思っていたより広くてワンコはよく走った。


二日目最初の目的地は小豆島スカイラインを走って「お猿の国」へ。ホテルの説明書にはワンコOKとなっていたので来たのだけど、入り口には「ペットNG」と。仕方ないのであきらめて次の目的地の「四方指(しほうざし)園地」へ。ここの展望台からは島の南半分を一望できる。四方とあるけど、まあ三方だな。


そのままスカイラインを走った先が「寒霞渓(かんかけい)」。あとで調べてみると、もとは「神懸山」と呼ばれたようだ。かみかけやま→かむかけやま→かんかけやま→かんかけい、というところか。今にもボロボロと崩れそうな岩肌。紅葉の季節は絶景らしい。



少し歩いたところにある鷹取展望台。ここも八日目の蝉のロケ地。天気が良くて暖かくて気持ちいい。


ロープウェイ駅の隣の売店でお土産を購入。ここでしか売っていないというオリーブナッツチョコ。少々お高いがおいしい。試食が止まらない。あとはオリーブ&たまねぎスープ。それから驚いたのがこれ。

1億円の価値はわからなかったけど、広くて明るくてきれいでした。

寒霞渓から島の北側に 県道31号線を一気に下って、ここからまた時計回りに島の東側へ。少し走ると海岸すぐそばの山が大きく削られている。石切り場のようだ。そういえば大阪城の石垣の多くの石が小豆島から運ばれたというから、その頃から削り続けているのだろう。そのうち島から山がなくなるのではないかと思ってしまうくらいの様だった。小豆島にはこういう石切り場がいくつもある。大きくて重い石を運ぶには船がいい。ここで切り出された石は瀬戸内海から大阪湾を経て淀川をさかのぼり、大阪城まで運ばれた。生駒や六甲の山から切り出して陸路で運ぶよりも効率的だ。



小さな半島をまわった先が吉田ダム。写真にあるとおりダムのすぐ先は海岸。この短い距離でこの高低差。大雨が降ると一気に水が押し寄せて下の村は大きな被害を被ったという。ダムの上から見ると足がすくむ。



ここから島の東海岸を真っ直ぐに南下。途中で観光ポイントをいくつか考えていたものの、どれもイマイチ。それでもここまで来たら島を一周したいという思いだけで、南東側の半島の先っぽ、大角鼻へ。ここで灯台を見ようと思っていたのに、なんと鍵がかかっていて入れない。仕方なく写真だけ。トイレに行きたくても灯台以外に何もない。車なんて通らない。




二日目後半は単なるドライブになってしまった。結局そのままジャンボフェリー乗り場のある坂手港へ。17:45の便を予約していたのだけど坂手港到着が14:15。ひとつ早い15:15の便に変更して帰ることにした。


帰りのフェリーでは車から降りることなく、ずっと車中で横になって寝ていました。そして最後の感動が神戸港の夜景。六甲山から、阪神高速から、これまで何度も見てきた夜景を海から見れたのは良かった。写真ではあまりきれいに見えませんが。


今回の一泊二日の旅行は、走行距離が230キロほどなのでガソリン代が1,500円くらい。 高速料金が往復で2,000円、フェリーが往復で15,750円、追加で払った宿泊料金が約5,000円。あとは映画村、ランチ、お土産などなど。全部合わせて32,000円ほどの支出でした。JALクーポンのお陰で安くすみました。小豆島は車があれば2日で堪能できます。お試しあれ。

以上、小豆島旅行のレポートでした。
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