古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

東北周遊の車中泊旅(10日目)

2021年05月05日 | 旅行・車中泊
2021年4月16日、東北周遊車中泊旅の10日目の朝は道の駅「雫石あねっこ」を8時半頃に出発です。西に向かって山を下りて30分ほどで仙北市を抜けると目の前に田沢湖が現れました。しばらく湖畔を走って御座石神社に車を停め、例によってワンコとともに朝の散策です。田沢湖は水深423.4メートル、日本一深い湖ですが、とにかく水が綺麗でこれまでに見たことのないくらいの青い水でした。







あまりに青いのでその理由を調べてみました。田沢湖の北にある玉川温泉はたいへん酸性が強く、このお湯が流れ込む玉川の酸性を薄めるために天保以来、様々な取り組みが行われ、昭和15年(1940年)には玉川の水を田沢湖に流して希釈するという方法が採用されました。この玉川温泉水に溶け込んでいる「アルミニウム」の細かい粒子は青い光だけを反射する性質があるために田沢湖が青色に見えるのだそうです。

ご自宅が近くという年配のご夫婦から「田沢湖にはよく来るけど、これだけ綺麗な青い水は初めて」と教えていただき、すごい幸運に恵まれたことがわかりました。





御座石神社にお参りをしてさらに車を走らせ、有名な「たつこ像」に到着。写真で見ていた通りだったものの、金色の像がまるでスターウォーズのC3POに見えて笑ってしまいました。それでもここからの眺めは素晴らしかったです。





田沢湖の次は桜まつりを開催している角館の武家屋敷へ。武家屋敷が並ぶ通りにしだれ桜が満開です。桧木内川の堤防にも桜並木が続いていました。





















前日に訪ねた北上展勝地に負けず劣らずの桜でした。武家屋敷をのぞいたり、ベンチに座って桜を眺めたり、ソフトクリームを食べたり、お土産を買ったり、とのんびりとした時間を過ごしました。

ランチは奥さんが見つけた「さくらぎ」という蕎麦屋さん。お蕎麦を食べようと入ったのだけどメニューを見て食べたくなったのが蕎麦屋のカレーと稲庭うどん。後悔はしない美味しさでした。





ランチを含めて4時間近くの滞在の最後に見つけた「あきたプリン亭」。奥さんが季節限定のプリンパフェを買ってお店から出てくると長い行列ができていました。





天気がよくて気温も上がっていたので途中のイオン中仙店にあったスタンドに立ち寄り、10日間の旅でドロドロになった車を洗うことにしました。洗車機にかけて隅から隅まで綺麗に拭いてピカピカにしました。

洗車と買い物を済ませてこの日の温泉を決めたあとは、ひたすら走ることにしました。温泉は横手市にある「南郷(夢)温泉 共林荘」です。ここでちょっとした失敗がありました。共林荘は日帰り入浴ができる宿泊施設で内湯と露天風呂がある泉質のいいお湯ということでした。入口は宿泊者用と日帰り客用の2カ所あって、書かれている通りに日帰り客用の入口から入り、そのまま浴室に行って服を脱いでお湯につかりました。でも何か変。泉質はいいけどお湯が異常に熱い。浴室にある扉の向こうに露天があるのかと思いきや外へ出る扉。これは間違ったかな、と思ったものの後の祭り。奥さんにラインを送ってみたけど山の中で圏外。仕方なく熱いお湯に少しだけ浸かって身体と髪を洗って出てきました。館内をよく見ると、熱いお湯は本館元湯とあって、露天風呂のある大浴場は新館にあると書いてある。やっぱり、、、、ネット情報をちゃんと見ておけばよかった。

奥さんもおかしいと思ったものの、まさか間違っているとまでは思わなかったようで、外に出て涼んでいるときに教えてあげると驚いていました。結局、新館の大浴場に入り直すことにしたのですが、大浴場は内湯も露天も湯加減がちょうどよくてたいへん気持ちのいいお風呂でした。面倒がらずに入り直して大正解でした。







もっと時間が早ければ宮城県まで行って仙台の手前の鳴子峡や鳴子ダムを見に行こうと思っていたましたが、2時間近くの滞在で20時を過ぎて真っ暗になったのでそれどころではありません。このあとは「道の駅あ・ら・伊達な道の駅」を目指してひたすら走るのみ。そして2時間ほど走って到着。思ったほど車がいなかったのでトイレ近くの端っこのベストポジションを確保し、翌日の予定を確認して就寝しました。

(11日目に続く)






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