今日の一枚

 小さな幸せを
見つける名人になりたい

東野圭吾『変身』

2007-01-15 20:37:46 | 読書
『変身』

 不慮の事故で世界初の脳手術を受けた青年。
画家を夢みて、やさしい恋人を愛していた青年。
手術後、徐々に性格が変わっていく。
自己崩壊の恐怖、移植された脳のドナーの正体を
突き止める。
 
臓器の移植は、そのことで助かるのであれば
必要なのでしょう。
しかし、触れてはならない領域はあるのでは・・・
だんだんと移植された脳に支配されていく恐怖は
それもありうるのではと思いました。

以前、テレビで見たのは角膜を移植された人が
目に浮かぶ殺人犯の恐ろしい顔に
悩まされるというのです。
その角膜の持ち主は、殺害された人のものだったのです。
最後に見たのが殺人犯の顔。

こんなことが日常的にあることはないでしょう。
だけど、人の細胞は一つ一つが生きている・・と
考えれば、それもありますね。



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