彦中三八ブログ 

彦島中学校を昭和38年3月に卒業した同期生のためのブログ。 掲示板「彦中昭和38年卒同期会」にもお立ち寄りください。

京都・鴨川~大原を訪ねてポタリング(自転車散歩)【続き】

2018年04月18日 06時07分20秒 | 全国各地
これから三千院に向かう前に
道路から寂光院への分岐点に戻り、
案内図を再確認です。


個々の寺院は特に拝観するつもりではないので、
どの小径でもよいのですが、
階段があるかどうか、長い階段があるのは
しんどいなあとちょっと考え込んでしまいました。
狭い階段を自転車を押しながら、
人とすれ違うのは申し訳ないのでネ。

きれいに咲いた樹を撮っていた人が

入っていった道を僕も入ってみることにしました。

その先は、鉄の小さな橋でした。

要所要所には案内板が設置されておりました。


小さな橋を渡ると菜の花のさきみだれた小径に続いていて
「大原女の小径」と命名されているようです。

三千院に続く坂道には小物屋さんなどが。


そして小川に沿っての道は、カエデの若葉が
歓迎してくれています。


小川に沿う道を自転車を押しながら登ると、
三千院の正面に接する道に出ます。

ここには、より規模の大きい土産物屋さんや
お食事処が軒を連ねています。

この道に面するように三千院の山門?がありますが、
険しい階段が立ちはだかっています。

階段の上に上がってみたい気持ちもありますが、
自転車を置いておく場所を見つけられず、パス。
このままこの道を自転車を押して進むと、
赤い橋が架かっており、
その橋の袂にも下から上がってくる小径があります。

その小径の周りも新緑が眩しいカエデが並んでます。

三千院前の道もその先もカエデの緑が目に眩しい。


ここで引き返すことにして、再び三千院の門の前にでる道ですが、
緩い階段の脇には嬉しいことに自転車やバイクの為の
スロープが設けられています。

先ほど通ってきた赤い橋から上流を眺めると、
そこにもカエデの木々が新緑に覆われてなんだか、ホッとします。

三千院に至る道々で眺められたカエデは、
これらが紅葉すると壮観だろうなと思わせるに十分でした。
今回のポタリングで、大原一帯のイメージが少しは
掴めたかなと引き返すことにしました。
今度は紅葉の時期に来よう!!!

そこかしこに葉桜になりつつある桜の木々と新緑に覆われた
カエデの織り成す自然に圧倒されながら下山です。


途中、こんな自動車を見かけました。

こんな山道を運転するのは大変だろうと思います。
あまり運転していないようにも見えました。
よく見ると、前のフェンダーに傷が見えます。やっぱりなあ。
タイヤの空気も減っているようだし、
それ以来使っていないのかもです。

北山駅近くで買って持ってきていたお弁当をまだ
食べていないことに気づき、
大原を流れていた高野川の畔でお弁当を食べることにしました。


ベンチの正面からは満開の桜が対岸に眺められました。

その桜の横には新緑で覆われた木があり爽快です。


食べ終わってから、しばらく高野川に沿って下ると、
叡山鉄道の八瀬比叡山口駅です。
丁度、「出町柳」行の電車が止まっていました。

「出町柳」とは、おお!懐かしい。

一年間だったけど京都に暮した初日
食材を買いに出たのが出町柳。
カツを揚げながら売っていた店があったので、
2~3人が並んでいたけど、そこに並んで待ちました。
僕の番となった時、揚げていた店の人が
「おうちは?」と聞いてきたので、
思わず、住むことになった方をさし「アッチ」と答え、
あわてて「ミンチカツ」と言い直したのでした。
50年以上も昔の事になってしまっているのに
今でも鮮明に覚えている。
実生活で京都弁に出くわした最初でもありました。
その出町柳に向かって電車が出発していきました。




最後の寄り道は宝ヶ池公園

池の畔の八重桜、
桜餅のようで、美味しそう。

宝ヶ池公園を出ると、ずっと向うの方に「京都タワー」が。

ほとんど新幹線でしか見ていなかったタワーが、
自転車を漕いでいて見えると、
「何であんなところに???」と思われたのでした。

やっと「北山通り」まで戻ってきました。

あと1kmほどでスタート地点です。
スタート地点に戻ったのは16時半でした。
出発したのが11時半だったので、
約36kmで、丁度5時間。
三千院界隈ではほとんど押して歩いたためか、
グロスで通常の2倍近い時間を要した自転車散歩でした。

また近いうちに京都をポタリングしたくなりました。
しかし、街中は自転車で走るには車道は車が多いし、
歩道には人が多いし、どこに行こうかなあと悩んでいます。

この項、完


by W

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