0010110 足は大地に、理想は高く、心には愛を!

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肉の幸せ、魂の幸せ

2016-10-14 15:22:05 | 愛と感謝
今日の霊性さんの記事です。




肉の生活の中での苦しみや悩みや悲しい出来事を通して、人は様々なことを思考していきます。
何かを考える時間を持ちます。

そして、なぜ思考していくのかと言うと、その先にあるのは、幸せになりたいということだと
思います。


誰しも幸せな人生を送りたいはずです。
しかし、ではどうすればいいのかということになれば、誰も明確に答えることはできないのです。


答えることはできないけれど、ほとんどの方は、とりあえず、お金が幸せを運んでくれると
多かれ少なかれ信じています。

ただ、お金こそすべてだと正面切って言うのは、はしたないから、ある程度の表現に留めています
が、今の世の中がお金を中心に回っていることは、みんな暗黙の了解です。


何か事が起きると、お金に関して肉は走り回ります。

事態収拾にお金はついて回ります。

それが世間の常識であるし、その中に生きている自分達だからそれも当然だと、様々な思惑を抱え
ながらも、その世の中に沿った生き方を選択していくのです。


それではいつまで経っても、同じところを循環しているにすぎません。

結局は、社会の常識、肉の生活の中にこそ幸せと喜びがあるという肉の土台は、揺るぎなく立ち
塞がっています。


意識の転回、心の転回というのは、そのような肉の土台に立っている自分をまず確認することから
始まります。

この肉体が自分だとする見方を変えていくのです。

そして、その土台が間違っていることを認識して、自ら土台を崩していくことが意識の転回、
心の転回です。



そもそも、肉の土台にある幸せの条件というのは、人それぞれです。

元気溌剌な肉体、聡明な頭脳、自分を愛し優しくしてくれる人との繋がり、自分を高く評価してくれる地位、
身分、そして潤沢な財産等々と様々でしょう。


仮にそのどれもみんな手に入れたとしても、それらによって心に吹き荒れる寂しさ、空しさは埋めること
はできないと、私は確信していますが、あなた自身どのように思っておられるでしょうか。

そうかもしれないと思っている人もあれば、いえ、私はそういうものが自分を幸せにしてくれるものだと
考えているし、それを手にするために頑張りますと言われる人もあるでしょう。


一方、肉が土台ではなくて、意識の世界を基盤とするところから来る幸せ感とはどのようなものでしょうか。

肉の世界のように人それぞれでしょうか。


意識の世界を基盤とする幸せと喜びは、たったひとつに集約されるのです。

意識の世界には、肉の世界のように、選択肢がないことを知ってください。


そして、宗教、精神世界が乱立している世の中ですが、その世界もまた肉の世界の延長線上にあることも、
付け加えておきます。


どこそこの教えは素晴らしい、あそこでは人としての本来の道を説いていると、一応世間ではそうなっていても、
それらみんなに共通するのは、肉を土台としている点であり、そこに着目してほしいのです。


従って、意識の世界、波動の世界、摩訶不思議な世界と看板は掲げてあっても、それは本当の意識の世界のこと
ではないということも理解してくださればと思います。



『ありがとう 意識の流れ―姉妹編―』(かんぽうサービス 刊)



(転載終了)





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