演説下手

　『他人に依頼し、その助言を仰ぐのは、自己の死滅であると、私は信じてる』


　１９２９年に起きた世界恐慌の際、大蔵大臣であった、『高橋是清（これきよ）』の言葉を載せました。
　高橋是清は、世界中が世界恐慌による景気悪化、デフレ状態を打開する為、積極的な財政投資を行い、色々な考えはあるとは思うが、日本経済を世界で最も早く回復させた人物であると、私メは考えています。
　８度・・・だったかな、大蔵大臣に就任したと記憶しているけど、結局のところ、二・二六事件にて暗殺されてしまいました。


　本日（1/28）、施政方針演説があるので、少々・・・いや、全然、期待はしていなかったのですが、麻生太郎内閣総理大臣の演説を聞いていました。
　本心で・・・・・悲しかった


　政治というのは、理念や理想、そして、かくたる信念だと思うが、現在の政治家にはその信念はなんなのか分からなくなってしまった。
　『演説下手』というのは、昨今始まった話ではないが、今に至るまで、原稿の棒読み、長く、難しい単語の羅列。。。と、結局、何を語りたいのか、何を問いたいのか分からないまま、、約４０分間もダラダラと演説していました。



　オバマ・アメリカ大統領の就任演説の際には、問題点、修正点をスピーチライターが書いたかもしれないが、端的に、分かりやすく、そして、ゆるぎない信念で演説する若々しいトップリーダーが、眩しく見えました。
　それに引き換え・・・・・あまりにも真逆のトップリーダーでは・・・・・先が無い



　今のままの政策、いや、政治家達の、『政治ゴッコ』では本当に先が思いやられる。。。。
　自由民主党でも、民主党でも、、公明党や社会民主党、、国民新党でもなんでも良いや　少し、国民のことを考えてくれる人に、政治をやってもらいたい


　もう・・・がっかりするは・・・・嫌だ




By Hikaru