壁屋の十勝情報

出来るだけ十勝(帯広)情報を提供しようと思っています。北海道のなかでも北海道らしい十勝地方を知って!!

鉛筆を削れますか?

2006-10-24 19:59:38 | 戯言
 本日の帯広市の最低気温・・・・-1.6℃。。。。。来ましたね。。。。。氷点下です。。。

 まだ、体が慣れていないので・・・・寒いス~~
 股引(ももひき)履こうかな・・・・・




 タイトルは、『鉛筆を削れますか?』と書いたのですが、今回の投稿は、『建築情報』と、最近の世相である、『子供問題』についての投稿です。


 最近、建築現場にいる若い人たちを見ていると、『鉛筆を削れない』人が多くいるのに、驚きます。



 写真の赤鉛筆は、、、、新聞片手に、、、、耳に刺して、予想を・・・・・の赤鉛筆ではなく、土木・建築用の、『硬質芯赤鉛筆』です。
 コンクリート等の、固い場所でも書く事のできる鉛筆です。

 鉛筆は、カッターナイフ1本あれば削れるのですが、小さい頃から、『鉛筆削り器』を利用する為なのでしょう。削れない若い衆が多くいます。

 私メが、子供の頃は、ペーパーナイフを使って、鉛筆を削ったのですが、昨今のご時世と、『シャープペンシル』の普及で、『削る』という行為自体、する必要のないものになったのだと思います。




  これは、墨付け用の、『墨付シャープ』と呼ばれるもので、若い衆は、削る必要がないので、よく使用しているのを見かけます。



 少し考えて欲しいのですが、『削る』という行動は、そんなに難しい行動ではないと思っています。
 また、シャープは、芯が折れたら、ノックすると、新しく芯が出てきますので、無駄に使用しているのを見ていると、思わず、、、、『勿体ない』という、爺臭い思いが出てくる自分がいます。

 鉛筆削りは、自分の思ったように削れて、鉛筆自体も長く使用することができ、意外と経済的だと思っています。


 刃物を、現在の若い人たちが使えないのは、幼少時に、使用していないためだと考えていて、刃物で指を切ったときの痛み。を知らない人が多くいます。

 大人になるまでの間に、『痛み』という経験を知らない人が、現在では、『大人』という形で多く存在していて、現代の問題につながっていると考えています。

 子供の虐待問題で、よく大人たちが、言い訳として使用する言葉で、『しつけ』と言う人がいます。
 『しつけ』という漢字を書ける人は、多分、、、???? と感じているでしょう。
 『しつけ』という漢字は、『躾』と書くのですが、見て字のごとく、『身』『美しく』と書きます。

 そうです。元来、『躾』というのは、『身ずからを、美しくする行為』を、『躾』と呼ぶのだと思います。
 『しつけ』は、子供に対してするのではなく、『親』が、身らにすることによって、『子供に見せる』。それが、『しつけ』だと思います。


 理想論ですけど・・・・・



 『鉛筆削り』から、現代問題の『虐待』について考えるとは、ちょっと、ムリがあるとは思います。。。でも、最近のニュースを見ていて・・・・思ったので。。。。




 ・・・『十勝情報』とは、、、かけ離れてきてるな~~~