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壁屋の十勝情報

出来るだけ十勝(帯広)情報を提供しようと思っています。北海道のなかでも北海道らしい十勝地方を知って!!

政治家・・・大丈夫??

2007-01-12 19:47:01 | 政治・耐震問題
 前内閣総理大臣だった、小泉議員のころは、あまり見られなかったことなのですが、安倍内閣総理大臣になってから、政治家及び政治に関する人達のスキャンダルや、疑惑、不正、そして、変な行動が目立っているように思えます。。。

 政治に関しては、あまり触れたことが無かったのですが、今回は、少々、頭に来たので投稿します。。。 


 政治資金規正法関連の疑惑や、愛人を官舎に入れるというのは、私メ個人としては、取るに足らない問題だと思っていて、ある程度の地位や名誉を持った人間であれば、誰でもしている(?)ことだと思っています。

 今回、私メが怒っているのは、1月7日(日)に、財政破綻をした夕張市に調査視察を行った、自由民主党、議員グループ「改革フォーラム・新しい風」という政治グループの行動について。である。


代表 武部  勤 (衆議院議員)
   近江屋 信広(衆議院議員)
   中村  勉 (衆議院議員)
   飯島  夕雁(衆議院議員)
   小野  次郎(衆議院議員)
   杉村  太蔵(衆議院議員、調査団団長)

 という、6人の議員団ですが、その行動には、呆れはててしまいました。


 1月7日というと、夕張市の若者達が、自分達の手作りで『成人祭』を行い、全国の人達にも、その模様が、マスコミを通して伝えられたと思います。
 その日に、「改革フォーラム・新しい風」は、夕張視察に来たのですが、大凡、視察とは名ばかりで、ただの『見学』としか思えない行動に出ました。
『成人祭』にも、この議員団は、アポを取ったみたいでしたが、あっさりと、断ったみたいです。。。。当り前です。。。


 あまり書くと、さらに不快になるので、止めますが、、、、、、、、、、




 財政破綻している所を見に行くのなら、、、、、、、、、、、、、、







 『自分のお金で見に行って、子供、老人、女性、障害を持っている人達の話を聞いて来い!!』




 私メが、もっと頭にきたのは・・・
 【夕張市立病院副院長室のブログ】で書かれた内容でした。。。。
 副院長、、、申し訳ございません。。。。使いました。。

>約1時間弱の会合でした。団長の杉村議員から小生の発言の要旨を文章にして送ってもらいたいと要請があり、メールさせて頂きました・・・






 杉村!! テメイは、何様だ~~~!

 一時間もの時間、副院長が、説明したのに、それを後で、文章にして送れ・・・・ 自分で、解析して、その旨を問う。という行為も出来んのか・・・・


 大体にして、売名行為も、ここまで来ると、潔いとしか思えない行為で、夕張地区を選挙区としている、飯島議員も、火消しに躍起になっていると聞いている。。。。。。。。


 政治に関しては、私メはあまりタッチしたくない分野でしたが、、、今回は、本当に、頭にきた!!

官製談合について

2006-12-16 21:30:51 | 政治・耐震問題
 たまには、真面目なところも見せないと・・・・てな!


 ここ三ヶ月の間に、『官製談合事件』が多発しています。
 福島県、和歌山県、宮崎県。そして、北海道の深川市で、県政のトップ3人、市政のトップ1人が逮捕されています。

 異常事態です。


 『官製談合』というのは、発注者側である行政が主導的にカルテルを作って、特定業者に受注させる行為を言います。
 当然、行政(官)と、業者(民)の癒着によって起きる不正なのですが、私メ個人的な思いとしては・・・・・

 またかい!!  かな。。。


 覚えている人も、いると思うけど、2001年の『新潟市官製談合事件』とか、古い話だと、『埼玉土曜会事件』だとか・・・・挙げればきりが無いほど、今まで『事件』があって、その度に、入札の方式を変更するとか、公務員法を改正するとか、色々と手を打ってきてはいるようですが、今回、地域のトップが、カルテルの主導をしていた。となると、もう、ボロボロです。。。


 現場。。。の意見として、もし、談合してお金があるのなら、単価を上げろ!と言ってやりたい!!

 現実として、建築現場には『お金がありません!』
 ギリギリの工事金額で、それこそ、一円をケチるぐらい、採算ギリギリの状態で現場運営しています。

 『耐震偽装問題』で、鉄筋量を減らすことにより、コスト的に・・・ということが言われたことがあります。
 これ自体は、論外のことですが、気持ち的には分かります。



 『談合』。それ自体は、違法であり、当然、技術力やコストパフォーマンスのある企業を排除してしまうので、結論的に、良くないことである事は、間違いないのですが、異常なほど、安い受注金額にも、問題があるように思えます。
 これは、あくまで、私見ですが、現在の工事受注金額は、無意味に安くなって来ています。

 受注工事金額が、予定落札金額の、60%代。というのは、どうなんだろう? と思えるのです。
 100円のものだと思っているのが、60円で出来る。。計算になります。
 予定落札金額が高すぎるのか、、、それとも、受注金額が低すぎるのか。。。。


 建築について言うと、物の単価は決まっています。
 例えば、奥様方がこだわる『キッチン』などは、単価が決まっていて、それの単価を下げる。。。となると、製造しているメーカーが下げないと代金は当然決まってきます。
 設計図面に、『A社のキッチンと同等品』と書かれていた場合、A社のキッチンの価格よりも安いキッチンを持ってきて付けない限り、金額は安くなりません。
 もう少し書くと、キッチンを取り付ける『人』の金額を下げないと、ダメになります。

 安いから良い! という、マスコミの考え方は、論外ですが、適正な価格で、そして、公正な入札が行われれば、当然、談合はなくなると思っています。
 また、『集票マシーン』として建築業界を利用しようとしている『政治家』がいなくなることも必要だと思っています。



 何度も書きますが、『談合自体は悪です』

 ただし、現在の工事単価を見直さないと、建築業界は、潰れていきます。

 公共事業は、『国や行政が発注者なので、お金は心配が無い』という民間の場合とは違った安心感があるため、魑魅魍魎の類が集まってきます。
 公共工事は減少傾向。。。いや、減少してます。
 その少ない公共工事を不当な方法で受注するのは、やはり、頭にきます!


 マスコミの方々に、そして、皆さんに、ぜひとも考えて欲しいことがあります。


 『血税を使う公共事業を、いかに適正で、より良くする方法は・・・??』


 何も、難しいことを書いているつもりはありません。

 どうでしょう。。皆さんの税金を使う『公共工事』
 少し、考えてみたらどうでしょう。。

耐震偽装問題 総括

2006-10-06 21:47:01 | 政治・耐震問題
 『耐震偽装問題』


 私メにとって、このようなブログを立ち上げるきっかけとなった事件から、かれこれ、約一年となりました。
 当初は、ごく。限られた物件での問題と思っていて、気にも留めなかったのですが、日に日に、問題は拡大、複雑化し、結局のところ、住居者は退去を余儀なくされ、設計、デベロッパー、施工者に逮捕者が出る。また、国を揺るがす、大事件となりました。

 私メが、『耐震偽装問題』について、真剣に考え出したのが、今年の一月初旬だったと記憶しています。
 人が、人らしい生活をする為には、『衣・食・住』全てが必要になりますが、その、『住』の部分に、人の生命が脅かされる。その危険な物件に住んでいる人達が居る。

 そのことを考えると、建築に携わる人間のひとりとして、どうしても、許すことの出来ない感情が生まれました。


 その様な中、民主党が、『震強度偽装問題徹底究明サイト - DPJ Supporters Site』を立ち上げ、そのサイトに参加することになりました。

 色々な立場の方々が、その見識、良識、立場を述べ合いながら、『どのようにするべきか』。『どうしたらよいのか』を真剣に議論してきました。

 私メは、当然、現場サイドの意見として述べてきたのですが、どうしても、忘れられないのは、その当時、議論に参加されていた『悲しいママ』さんのことです。

 『悲しいママ』さんは、被害者当事者であり、実際に、今現在の状況を生々しく報告してくれました。

 時には、気丈に。時には、本音を・・・・

 私個人の意見として、設計も、施工も、デベロッパーも、アドバイザーも、下請業者も、そして、行政も、全て同罪・・・・・罪名的には、言えませんが、人々の生命を危険にさらす状態にしたのですから、その保証はして貰わないといけません。


 昨今の、マスコミは、のど元をすぎれば・・・なんとか。。。。の状態で、小嶋元社長の初公判(5日)に関しても、殆ど素通り状態のニュースにしかなりません。


 本当なら、もっと議論をして、建築に関して・・・いや、住居という、人が住んで、安らぐ空間について、考えてみたいと思っています。


 もし、許されるのであれば、現場の状況や、個人的な考えを少しずつでも述べさせて頂けたらと考えています。

 ブログ名である、『壁屋の十勝情報』とは、違う方向になることになると思います。
 私一人では力不足で、なにも変えることは出来ないと考えていますが、少しでも、人が住む住宅。。。。いや、居住空間について考えたいと思っています。


 タイトルに『総括』と書きました。。。

 私にとって、本当の総括は、何時来るか分かりませんが、少しでも、参考になるような情報を提供しようと思っています。


 本当に、安らぐ空間を持っていますか?

 本当に、安心して生活できますか?

 本当に、家を愛してますか?



 まだまだ、、、、壁屋は、力不足です。。。。

泥沼・・・ 建築業界・・・

2006-05-30 19:38:07 | 政治・耐震問題
 天気は でして、気分は 状態!!
 なぜか・・・ 下の新聞切り抜きを見てください。。。



 北海道建築新聞の切り抜きですが、また、また、また、また、また・・・耐震問題で、解体、建て直しの記事です。。

 多分、あまり知られていない事だと思うので、少し紹介。。


 5/26(金)に、不動産会社ビッグ(本社・札幌)の発注物件(マンション)である、「ビッグパレス南4条」ですが、一連の耐震問題を懸念して、日本ERI(確認申請会社)に、再計算を依頼。そこでは、耐震強度は基準値1.0を超えたが、ビッグは民間設計業者二社に、再点検を依頼したところ、いずれの結果も耐震基準を下回り、0.81となった。

 ここまでが、先週までの記事だったのですが、今週に入って、もっと深刻なことが分かりました。

 まず、日本ERIは問題ないとしていたが、他の民間設計業者は、改ざんしているのを見破っていた。要するに、構造偽造をしていたと言うこと。
 それと、建築施工会社は、現在、民事再生法申請になっており、実質、会社として成り立っていないということ。
 さらに(まだある)、建築施工会社から依頼され、構造設計したのが埼玉県の無資格の設計業者であった。


 結局のところ、2階まで打上げた躯体を取り壊して、6月中に確認申請を取り直す。建築階数も13階から12階にして設計すると言うことらしい。。


 『いったい、どないなってんじゃ~~』

 日本ERIは、何を確認してるのか??
 無資格者が、なぜ構造設計なぞしているのか??
 施工会社は、民事再生法になっているので、どこに責任があるのか??

 おいおい、、、こんな調子だと、全ての構造物を再検査しないと、いけなくなるぞ~


 明日は の予報なので、楽しい投稿が出来ますように

どこまで広がる?耐震偽装・・

2006-05-13 17:11:46 | 政治・耐震問題
 本当なら、「茂岩山自然公園」という所を紹介する予定でしたが、急遽、北海道での耐震偽装問題について投稿します。

 【5/13付 北海道新聞より】

 浅沼氏偽装マンション 6棟に耐震保証 法に基づき2社が評価書 という見出しが出ていました。
 内容は、浅沼二級建築士が偽装した物件(六棟)に対して、法律に基づいて耐震性などを保証する「住宅性能評価書」が交付されていたことを明らかになりました。



 この様なマークを見たことがあるでしょうか?
 このマークは、国土交通省が定めた、性能評価表(チェックシート)を設計段階と施工段階に分けて検査します。
 当然、チェックは第三者機関(設計者・施工者以外の機関)によって評価します。

 性能評価を受けた住宅・マンションは、性能評価表に表され、その内容は持ち主に提示されます。


 今回の問題は、その性能評価表に出ている耐震基準が「等級1」。建築基準で言うところの、「耐震基準1」と同等の表示がされていることです。
 実際に再計算をしたところ、「耐震基準1」より下回っていて、何の為の「性能評価」なのか分からなくなってしまいました。

 マンションなんかの販売広告では、この性能評価を提示しているときがありますが、その性能評価も当てになるのか疑問を持ちます。

 国土交通省は面子もあるため、今回、性能評価した、日本ERI、ハウスプラス住宅保証の二社に対して「厳粛に対処する」としていますが、この性能評価自体にも問題があるのではないか?という疑問さえ持ちます。



 また、同紙では、こんな見出しもありました。

「住友不動産が1棟買い取り」

 今回、札幌市は新たに3棟の偽装を12日に発表しました。
 その3棟のうち、2棟が、「住友不動産」、1棟が「大京」ですが、住友不動産の2棟のうち1棟が、大規模補強になるため、販売価格で買取り、建て替えを行うそうです。

 今回もマンション名や、耐震基準値等は一切公表されていません。
 ますます、混乱すると思うのですが、札幌市は公表を控えています。そのため、私のような一般には一切情報が無い状態です。

 鹿島建設、三菱地所と続き、今度は住友不動産や大京。
 大手では、買取りや建て替えといった方法で対処していますが、さてさて、これからどれ位問題が広がるのやら・・・ 心配です


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性能評価について詳しく調べたいと思われる方は、下記のHPを参照して下さい。

【国土交通省 住宅性能表示制度】
【大京 「住宅性能評価」について】

小樽でのマンション問題について

2006-04-19 16:24:17 | 政治・耐震問題
 今回は、難しい問題を・・・

 テレビのニュースを見ていて、ヒューザー㈱小嶋社長及び旧木村建設㈱の社長及び東京支店長が事情聴取を受けるというのを見ました。
 全国的にはトップニュースなのでしょうが、北海道では違った耐震偽装問題がトップニュースになっています。


<北海道新聞 4月19日 朝刊 一面>

 少し、概要を説明します。

 浅沼良一二級建築士(以下、浅沼氏)が他の一級建築士の名義を借りて、高層物件の構造設計をしていたことが分かり、あまつさえ、構造計算書も偽装していたことが判明しました。判明したのは、3月初旬でして、現在に至るまで、偽造した物件三十三棟を現在も確認しています。
 現在分かっている強度不足件数は、札幌市内で4棟。札幌市は住民説明会を開いて事情を説明しているところですが、市民の心配は広がっていると思います。

 そんな中で、今回の新聞報道で起きたことは、浅沼氏が構造計算をした物件が強度不足で、補強工事をする。という内容なのですが、問題は結構深い。

 もう少し詳しく説明すると、構造物は「小樽ベイサイドシティ」というマンションで、RC(鉄筋コンクリート)造、10階建て、199戸という巨大なマンションです。
 設計施工は、鹿島建設㈱。当然、設計も鹿島建設の請けなので、鹿島建設が行うのでしょうけども、実際は、札幌の設計会社に委託し、その設計会社が、浅沼氏に下請けを出していました。
 確認申請は、小樽市が行い、98年2月に確認申請が通っています。
 当初、浅沼氏は、「偽造したのは、99年から・・・」と述べていたのですが、鹿島建設が独自に調査したところ、1階部分で、耐震強度0.54、10階部分が0.74と、最低基準である耐震強度1.0を大きく下回ったのです。
 その為、鹿島建設としては、マンションを買い取り、住民を退避させてから6月にも補強工事を行うという。
 住民の引越し費用は、鹿島建設が全額負担し、迷惑料として20万円を提供するという内容です。

 だいぶ難しいことを述べましたが、簡単に書くと、設計施工会社である鹿島建設が全ての責任を負って補強工事をします。ということです。


 ここまで書くと色々な問題が見えてくると思います。

 元々、二級建築士では設計できない、高層建築物の設計をしていたこと自体が問題なのですが、設計された内容を行政も、鹿島建設も見抜けなかった。
 設計部署を持っている鹿島建設も、しっかりとした確認が出来ていたのか。他の物件は大丈夫なのかの心配です。

 鹿島建設の説明にも不明点があります。どの様な検査方法をしたのか、どの様に補強工事をするのか、良く分からないのです。
 住民に対しても寝耳に水の様な状況で、補強工事をするから、引越ししてくれと言っても、すぐには引っ越せないと思います。

 今回の物件は98年の物件です。浅沼氏は「99年から・・・」と述べています。 もしかすると、浅沼氏が言っていることは嘘なのかも知れませんし、本当なのかもしれません。今回は、たまたま(?)だったのかも知れません。こう考えると、浅沼氏が携わった物件全てを見直す必要があるのではないか。

 最も慌てたのは、札幌市だと思います。現在でも再検査が終わっていない状況で、再検査も99年以降の物件のみに搾っていたので、以前まで溯らないとならない状況になりました。もっとも、苫小牧市は既に浅沼氏の関連物件全て調査することを表明しているので、余計に札幌市は慌てていると思います。

 難しい問題です。が、生命と財産が掛かっていますので、やはり議論して問題点を是正していかないと、安心して住めない。

 嫌な世の中だ~

耐震補強を!!

2006-04-11 17:12:45 | 政治・耐震問題
 本日は どんよりとた ではなく、時折、日差しも出ている。
 暖かいので、ついつい、、、状態。。

 小さな春を、我が家の庭で見つけました。



 花の名前は・・・全然、わかりません
 木の下で、雪が少なかったので、一足早く咲いたようです。。

 それと、こんなのも・・・発見



 これはわかります。チューリップです。
 我が家の庭の一角を、チューリップが群生して咲きます。例年だと、もう咲いても良い頃なんだけど、今年は、少し遅い。。。

 それにしても、こんな小さいことでも・・・ うれしい!

北海道にも、遅い春がやって来ました!!


 さて、話はコロリと変わりまして、帯広市の小中学校の耐震診断の中間報告がでました。


<北海道新聞 4月11日 朝刊>

 帯広市には、23の小中学校がありますが、その内、15校の検査が終わり、報告されました。

調査15校中、15校が耐震基準以下!!

 阪神・淡路大震災クラスの地震が来ると、倒壊の危険性が指摘されました。
 結果は、薄々わかっていたので驚きはしていませんが、驚くのは市の教育委員会の見解・・・

○ 財政が厳しい
○ これまで帯広で起きた地震は震度6までだから

 以上の点をふまえて、直ちに補強工事はしない。

 ・・・納得できん!!

 確かに、財政は火の車なのは知っているが、それなら、総事業費60億円もかかる、屋内スケートリンク場が必要なのか?? 年間2億円も維持費がかかるんだぞ
 地震だって、今まで起きなかったから、これからもおきないと言う根拠はない!!
 神戸の人たちだって、地震があることを予測していたか~

 十勝を含め、道東地域は、地震多発地帯であることを忘れたのだろうか・・・
 十勝沖地震の際、震度6とされているけど、現在のように計測機器が良くなかったので、実際に現在の計測器で測ると、震度7程度だった可能性があるという報告書を読んだことがある。


 現在、帯広市長選挙の宣伝カーが、それこそ騒音公害を発している。。
 選挙は大事だが、もっと考えることがあるだろ~ ぜえぜえ・・・・(心臓が・・・

 せっかくの緑豊な十勝・帯広なのだから、将来を考えてくれる人に、1票だね。
 そんな人いるんだろうか・・・

 固い話でしたね・・・明日は軽い話にしましょう

耐震構造問題について。 その1巻

2006-03-06 19:42:48 | 政治・耐震問題
 本日の天気。朝から だが、昼前からは ポッカポッカ陽気で、春を満喫???

今回は、ガラにもなく、真面目な問題を
かなり、読みづらい文章の長文なので、、、、御免なさい


 最近では、民主党のゴタゴタもあって、日の目を見なくなりましたが、どうしても、耐震強度偽装問題は、建築関係の人間としては、一度述べておかないとならないと思います。

 私がブログに興味を持つようになり、このような形で運用するようになったきっかけの一つが、民主党が開設した、「耐震強度偽装問題徹底究明サイト - DPJ Supporters Site」 でした。
 どうしても、構造の偽装など、業界の人間として許せなく、問題点を議論するべく参加しています。
 かなり専門的な部分の議論も展開していますので、参加しづらいとは思いますが、参加していただければとも思っています。


 本日、某新築マンションを見学してきました。
 地上10階建て。地下一階。RC構造(鉄筋コンクリート構造)です。

 ふと、思ったのが、「この建物も大丈夫なのか?」という、単純な疑問です。
 柱幅や梁幅。見た目の壁厚。クラックの現状。建付けの状況。。。見るところは一杯あります。それを、一般の、それも、老年者の方々が見て分かるのか、、疑問です。

 マンション建築物は、どうしても出来上がったものに入居する。という、単純で簡単さがありますが、それが、どこまで保障されるかは、建築に関る人間のみしか分からない現実と問題があります。

 それでも、現在はマンションブームです。

 3/5。札幌のマンションで「耐震強度に疑問」という理由で、販売中止になったマンションがあります。
 住友不動産が販売していたマンションですが、建築中の物件で、販売中止にし、既に契約していた方々は、解約手続きを行ったそうです。

 同社は、「法令違反や偽装などではないが、補強が必要かどうかを判断するため」と説明しているそうですが、何を言いたいのか、良く分かりません。。
 本建築物は、建築基準法にも札幌市の条例にも違反していないそうです。
 それなのに、「さらに耐震力への配慮が必要・・・」という理由で、販売中止にしているのは、余計な不安をあおっている様に思えるのです。
 なぜなら、耐震補強をするのは、建築中にするのが、一番手っ取り早く、安く済むのに、販売中止にするのは、「強度が問題なのです」と言っているのと同等に思えるからです。

 十勝地方の人間は、地震に関して、他の地方とは比べられないほど細心の注意を払っています。それほど、地震の多い地方なのです。

 十勝沖地震。釧路沖地震。そして、活断層。。 あげればきりがないほど、地震が起きる可能性がある地域なのです。
 逆に、地震に対しては慣れっ子になっているところもあります。震度4程度の地震では、殆ど「でかい地震だったね~」程度で終わります。また、その程度で壊れる住宅もマンションも有りません。 

 建築に関るものとして、耐震強度問題。悪質リフォーム問題。。 クリアしなければならない問題が山積しています。

 いい住宅を造る。 いい住宅に住みたい。。 誰もが夢見るマイホーム。。。

 悪夢にするのではなく、より良くしていくためには、業界の人間だけではなく。一般の方々の見る目が必要なのかも知れません。。 いや、必要でしょう。。 頑張らないと・・・


 実の所、私は現在、施工不良物件の改修を頼まれています。
 施工した会社は、現在ありません。
 屋根形状やら、建具不良。モルタル壁、タイル壁もその為、破損状態。。。。

 建主は、当たり前だけど、建築業界不信・・・ 最悪のパターンで、仕事をしないといけないのですが、まあ、頑張るしかありません。


 一つ一つ。。コツコツと。。(西川師匠談)