人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

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心について (2)

2023-03-30 07:49:52 | スピリチュアル
     (前日からの続き)
人間というものは、いつも私が申します
ように、神の分生命(わけいのち)、神の
分霊(わけみたま)。
神のこころが人をつくり、人に分かれ、
この地上で、極みない神の愛のすがたを
あらわすべく存在しているものなので
あります。

ところが、想念というおもいの世界が、この
あらい肉の世界をおおっておりまして、
そのために、先程申しました海でいえば波に
あたる部分を、まさしく自分自身だと
勘ちがいして、永い間生きてきたのであります。

私は、さっき、気持ちの働きと申しました
けれども、これだって「気」を持つ…つまり、
ゆったりとした明るい、何物にもとらわれない
神の「気」が、私どものなかに流れ込んで
心をつくっているということでありまして、
本当のところ、気の流れを受け、気の流れの
ままに生きる、活かされているというのが
人間の真実の姿なのであります。

言葉をかえていいますと、お任せする
ということですね。

何に任せるのか?
人に任せるんじゃありませんよ。
こういう心を送って下さっている神に
任せるんです。
もっといいますと、こういう心に支え
られている自分の奥に存在する神様と
直結した自由の天地をたたえるのであります。
そして、この天地と直通の道路を、気持ちが
走るために与えられているのが祈り、世界平和の
祈りなのであります。

どうぞ、私どものおもいの一つ一つを大事に
して、よろこぶ時にはよろこび、かなしむ時には
かなしみながら、しかも、与えられている気の
働きを深めるために、こうした心を深く
するために、世界平和の祈りを日々瞬々祈って
いただきたいと思うのであります。
          昭和62年2月1日