105 さり気なさ
人間に何が一番大切なものだろうかと、時々
たずねられ、また考える時があります。
そうしますと、私のなかで、やさしさとすなお
という答えがいつもうかぶのでありますが、なお
申しますと、すべての言葉、すべての行為を
支えるさり気なさ、というものがあれば
いいなあと、心から思うのであります。
どんな親切も、そこに、尊大さがあっては
ありがたくありません。
すべては、人にみせるためではなく、自分の
なかにある本心をかがやかすためにあるのであり、
また、神様がすべてを御存知なのでありますから、
お任せして生きるすなおないのちでありたいと思う
のであります。
人間に何が一番大切なものだろうかと、時々
たずねられ、また考える時があります。
そうしますと、私のなかで、やさしさとすなお
という答えがいつもうかぶのでありますが、なお
申しますと、すべての言葉、すべての行為を
支えるさり気なさ、というものがあれば
いいなあと、心から思うのであります。
どんな親切も、そこに、尊大さがあっては
ありがたくありません。
すべては、人にみせるためではなく、自分の
なかにある本心をかがやかすためにあるのであり、
また、神様がすべてを御存知なのでありますから、
お任せして生きるすなおないのちでありたいと思う
のであります。