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(漢詩)無 題(二)

2011-06-21 11:02:51 | スピリチュアル
風水一如月光露
雲谷万里泉之下
遙想真如之道程
月中遠薄暮照道
人間界静想神相


              昌久
  昭和61年10月18日


或畏友為成詩

ふうすい一にょ月光の露
                       つゆ
うんこくばんり泉の下
                    した
はるかに想うしんにょの道程
げっちゅう遠くはくぼの道を照らす
人間界しずかに想う神のすがた


無題(二)の解説

風水一如月光露
風の流れ、水の流れはそのまま永遠のいのちの
真理のすがたを、さながらにあらわしている。
月光に照らされ、光る露のなかにもそのいのちの
ながれは込められているのだ。


雲谷万里泉之下
宇宙神の愛念からもたらされているこの真理(光)は、
肉体界から遠くへだたった黄泉の国で、闇にあえぐ
無明界の人々にも等しくおよんでいる。


遙想真如之道程
天と地、人と神、大宇宙と小宇宙とが一つに
とけあって、みちのりを、私のまなこ(心)は、
はるかに追っている。


月中遠薄暮照道
夕暮刻となった現世では、月の光がずっと
その夕暮のうすぼんやりした情景をやさしく
つつむように道を照らしはじめた。


人間界静想神相
そうこうしているうちに、人間世界では、
一人一人の本心が、静かにおもいめぐらす
夜の刻にさしかかったらしい。