13:00の開場と同時に試乗会場へ向かい、K1300Rに試乗した。まあ、2、3周の短い試乗なので雰囲気掴むのも事欠くくらいなのだが、それでも感じた点を列記しておきたい。
まずはハンドル周り。スターター、ウィンカーなど、スイッチレイアウトがかなり変わった。従来型に慣れているが、エンジンを掛けるくらいは問題無し。
クラッチが遠くてすぐ切れるので、つなぐ時は結構戻さないといけない。
走り始めると、まあK1200Sの親戚だから違和感は少ない。シフトにしろ、ブレーキにしろ、アクセルにしろ、すんなり動かせた。排気量が増えたのだから、エンジンが一番変化があると思いきや、音にしろ、パワーの出方にしろ、違いが少ない。
違ったのはハンドリング。非常に軽快なのだが、低速だと切れ込みが大きい。お陰で小回りは効くが。
と言う訳で、ちょい乗りでは大した違いも見付けられず、やっぱり半日くらい峠でも走らないと分かりそうにない。
試乗が終わってブースを訪ねて幾つか質問もしてみた。まずK1300Sの新しいハンドルスイッチは展開されるかを聞くと、まだ情報は無いそう。
もう試乗車は用意されているようで、順次乗れるらしい。話したのはディーラーのスタッフだったが、K1300Sが一番旧モデルとの違いを感じたらしいが、それにしてもまあ、新旧Kで乗った印象は意外に少なかったとのこと。
F650GS、F800GSも展示されていたので跨ってみると、F650GSは良いが、F800GSは少し股をずらさないと足が付かない。それでもKTMの990アドベンチャーRや690エンデューロRよりは全然マシだが。後者は全く着く気配さえなかった。
街乗り、郊外、ワインディング、オフが少しなら、F650GSの方が良いだろう。