歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

我が孫は争族(相続)とは、無縁なり

2014-11-06 08:48:31 | 日記
生き物好きの関口は、水槽の中でメダカを5、6匹飼っています。

そのメダカは交配を繰り返し、3代目のメダカたちです。

つまり初代からカウントすると孫の代にあたるのです。

ちなみにメダカの寿命は1、2年ですので、初代はとっくにこの世の人?ではありません。


メダカのメスは、卵を20個ほど産むのです。

しかしそのうち無事に大人になれるのは、2匹程度なのです。

このことはメダカに限らず、あらゆる生物で共通です。

「雄と雌、1組(2匹)の親から、2匹の子供が成長する」

このサイクルを繰り返すことで、理論上、個体数は永遠に変わらないのです。

魚などのようにたくさん卵を産むものは、そのほとんどは、他の生き物に食べられてしまいます。

つまり、他の生き物の生活の糧となるのです。

逆に肉食動物などのように、少ししか子供を産まない生物は、子供が大人になれる確率が高いのです。

これも、自然の摂理なのです。


さて、ガラっと変わり、関口は相続案件の依頼を受けることが多々あります。

相続人全員の意見を聞き、遺産分割協議書を作成したり、遺言書を作成したりするのです。

相続案件は、人間ドラマが凝縮されています。

相続人同士の言い争いになることもあります。

戸籍を調べ、相続人を調査する過程で、腹違いの兄弟がいたことが判明することもあります。

遺産分割協議の場で、兄弟同士が、子供の頃からの恨みつらみを口にすることもあります。

親子どうし裁判で争い、訴訟終了後もお互いの弁護士を介さないと連絡をとれない親子もいます。

相続は文字通り、争族(そうぞく)なのです。


さて、相い続く(あいつづく)と書いて「相続」です。

関口の水槽の中では、まさにメダカたちの命のリレーが相い続いているのです。

この水槽の中のメダカたちは、きっと争族とは無縁なのでしょう。


横浜の社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
★相続;遺産の名義変更、未支給年金
★遺言;遺言書の作成、遺言執行
★協議離婚;離婚協議、離婚時の年金分割
★成年後見;認知症の方の法的支援
http://www.hide2008.com/

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