飛騨さるぼぼ湧水

飛騨の山奥から発信しています。少々目が悪い山猿かな?

掲載漏れ分 (続) 連載小説「幸福の木」 287話 輪廻転生と魂のゴール?

2021-12-05 14:00:18 | 小説の部屋

ハイハイハイハーイおまたせ 飛騨の小路 小湧水でーす、いやいや、前回は大変失礼いたしました。原稿が途中切れでした。
いやいや、ブログに新しく投稿量制限?が起こっていたとは知らずに、今までのように全文を貼り付けていました。
はい、後でたまたま気づき、遅ればせながら、今回、漏れた後半箇所を掲載させていただきますので、何とぞ宜しくお願いいたします!
はい、では、後半部、開幕開幕でーす!

(一部重複)
魂の向上とは、こうした霊層界での自分の魂の居場所を高めることなのです。
そうです、一歩でも少しでも、上にいらっしゃる神様方に近づく事なのです。
そのためには、いつも周りの人々の幸せを願い、愛を注ぎ、日々神様を敬い感謝する事です。
はい、そうです、と言うような生活を送れば、光が増し愛が深く大きくなり魂が向上するのです。
しかし、逆に悪人の考えに染まって強盗や殺人などの人々を苦しめる悪行を行うようになると、自身の光も愛も減り、振動数や波動も減少し重くなります。
そして、霊層界の居場所も下がって地獄に近くなります。
地上での人生を終えて再び天国に帰ってきた時に、魂が堕落して下に落ちた人達は、大きな反省をする事になります。
ですから次回に地上に生まれた時には魂の学校の学年は、以前に比べてずっと下になります。
さてさて、こうした落第のケースでなくても、肉体の欲望を持つ地上での生活では、欲望を押さえて自分から進んで光や愛を増す事は容易な事ではありません。
なので、わざと人生上の困難や試練と言う課題やハードルを設定して、その事に懸命に取り組む中で愛や光を増やすと言う魂の向上を計るのです。
そう言う訳で、魂の学校の高校や大学など上級生達は、敢えて貧困な家庭や保護者がいないと言うわざと厳しい環境を選んで生まれて来るケースもあるのです。
この厳しい環境でもへこたれず悪にも染まらず光と愛を育てると言う努力を通じて魂を向上させるのです。
このように学年が上になっても、安易な楽な人生でなく、常に自分の魂よりも少し上の試練やハードルを設定して、この世に生まれて来るのです。
そして、魂の学校の最上級生となると、最大の試練として、産まれつきの障碍者やまた途中からの障碍者と言う人生を選んで地上に生まれてくるケースが多いのです。
なぜなら、障碍者と言う人生は、人間の人生の中で最大の苦難と試練を伴う人生だからです。
また、こうした障碍者達がこの世の母として選んだ人達も、やはり同様に魂の最上級の人達が多いのです。
しかし、障碍者のすべてが、そう言うケースの人達とは限りません。
中には障碍者のために社会を変えると言う大きな使命を持って障碍者として生まれてくる勇気ある魂の人達もいます。
また、たまたま人生上の予定外の事故でそうなったケースもあります」
ここまで話して木花咲姫は口を閉じた。
「・・・」
あまりにも長かったので、皆も聞き疲れてしまったようだった。
しかし、なぜか太郎だけが元気そうな顔だった。
「あの、いいですか?もうひとつ質問なのですが、その魂の学校の最終学年の進級試験を合格したら、その後はどうなるのですか?」
と太郎が質問した。
疲れ切っていた皆は、えっあの太郎が?と驚嘆した。
すると、長老が言い出した。
「やや、これは驚いた、・・あの太郎がこんな事を言うとは?・・これは、もしかしたら
太郎の今まで隠されて見えなかった奥の本心が目覚めたのかも?」
と驚いて修験者と顔を見合わせていた。

(つづく)

ハイハイハイハーイ、いやいや内容がかなり込み入って難しくなって参りました、えっ、そうでもないって?いやいや、最近のsfに比べたら、真面目過ぎるほど真面目かも?
はい、てな訳で、またのお運びを願いましてバイバイとさせていただきます。
はい、ではではマター!