妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

仕事が生き甲斐です

2012-03-27 01:34:07 | 認知症介護

6年前の デイサービス連絡帳からの 介護体験を綴ってみます

デイサービス利用日 平成18年1月27日(金)

1月26日 デイ休み

家では 一人孤立状態で ただ カバンを一日中いじっているのを見ると

哀れに思います


今では 貴施設が 自分の家と思ってるようです

今日 来訪者が帰るとき カバンを持って 一緒に出て行く行動がありました


多分 デイサービスの迎えが来たと思ったようでした


施設からの便り

ノイコさんは 仕事をしている時の表情が とても生き生きとされているので

デイサービスは 「仕事をする場所」 イコール 「行きたい所」 になっているのかも

しれませんね


何もしない時と お手伝いをしている時は 別人のように違う顔をされます


振り返って

休みの日は 家事全て自分からする事が なくなりました

この2年前は 洗濯 炊事は出来ていたが 洗濯機を換えてから操作が出来なくなり

また ガスをIHに換えて これも操作が出来なくて自分から手を引きました


これは大失敗だったと 反省します


新しい器具の操作は 妻にはどうしても理解できなかった 


施設では 今まで出来てた事が徐々に出来なくなり 気力も衰えてきたのに合せて

仕事選んで頂いてました


家でのカバンいじり トイレットペーパーいじり 本人にとっては家事のつもりだったのは

当時 私は認めてました


見るに見兼ねる行為だったが 抑制しなかったのは正解だったと思います