妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

異常行動は抑制しないで見守りたい

2012-03-22 00:45:53 | アルツハイマー型認知症

6年前 特養のデイサービスを利用してました 当時の連絡帳から介護体験を綴ってみます

平成18年1月19日(木)

家から

夕食を食べながら ポケットから トイレットペーパーを取り出して

いじってました


食べ終わってから12時までは カバンをいじっているか トイレに入っているかでした


朝セットしたトイレットペーパーは PM12:00には空になっていた。

60cm位に切って折り畳んで積み重ねるのです


施設からの便り

日中 汁つくりや おやつつくりの手伝い

食器の片付けなど行って下さいました


いつもは 分からないと途中で 止めてしまったりするのですが

「分からないので教えてください?」 と、聞きに来られることがありました


振り返って

6年前の日記なので 正確なことは分かりませんが

服薬はずっと続けていたはずですが 薬を飲んで直ぐに眠ったと記入が

ありません

効果が無くなっていたようです


トイレットペーパーいじりは ティッシュボックスのサイズに折って

使い易くしているつもりなのですが

その折り畳んだトイレットペーパーを 全部カバンに詰め込んで

デイに持って行ってました


トイレットペーパーいじりは これから2年近く続きます

グループホームに移転して 施設の都合(方針)により トイレットペーパーを

取り上げられてしまいました


このことが原因で進行が加速してしまったと思われます

私は話し合ったが 施設の責任者は認知症の理解に乏しく話にならなかったです

また、 私達当事者に思いやりの心がない

 

それから1年後 施設の最高責任者と話し合い私の主張を認めてもらったが

時遅しで症状は進み 気力もうせて2度といじることが出来なかった

 

グループホームの言い分忘れてません

個室でいじるのは良いが ホールで散らかすからと言う理由だった