妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今から胃瘻を選択することに決断しました

2013-05-31 23:19:39 | 認知症介護

5月22日の私の腸の内視鏡検査結果説明を訊きに病院に行ってきました。

検査当日の画像説明では 異常個所は4か所あった。


1つだけ直径3mmのポリープがあった。

4つの生体検査結果は グループを5つに分けると1が3個で正常 3のポリープが1個で 

まだ小さいということで摘出はしないと言われました。1年ばかり様子見ということでした。


内視鏡検査は私は初めてだった。

検査に踏み切ったのは私が倒れたら妻の面倒は・・・との思いからなのです。おかげで1日2箱

吸っていたタバコも止めて2年になりました。


今現在の私の毎日の日課は 私自身の健康管理と3日毎の施設への妻の夕食介助です。

考えないようにしているが車の運転はいつまでも出来る筈がない…またいつ体調を崩すかとの不安

が常に頭から離れない。


しかし 最大の心配事は今日も特養に夕食介助に行ってきたが いずれ近い内に食べられなくなる

日が来ると思う。その時は即座に胃瘻を選択することを今から決断しています。

7人の入所者中 食事が妻が1番遅かった…しかも味噌汁を殆ど残した・・・。


胃瘻選択を決断してから不安が1つ解消しました

 


舌が猛烈に痛い原因は痛くない虫歯だった

2013-05-28 22:14:38 | 日記

  

ウォーキングコースの山つつじ 右はこれから咲く大型ですが地表から15cm位しかありません

3日毎の妻の夕食介助に特養に行ってきました。

午後6時になっても蒸し暑く 施設内では汗ばむくらいだった。

今日の妻は疲れているような眠そうな表情で 食欲もあまりなく魚のおかずは口に入れても

噛まないで暫くそのままの状態が続いた。

口に合わないのか次から口を開かなかった。

ご飯とかぼちゃの煮物は完食。

職員さんは午後から入浴して疲れが出たのかも? と仰った・・・そうだと思います。

眠くてどうしようもない状態に見えた!?


この時 私は味見をしてみたかったが出来なかったです。

次回は、食べないおかずは構わず味見をしてみようと決めた!!

 

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今日 私は40日以上虫歯の残骸が舌にあたって 食べるとき激痛がはしって我慢が出来なく

ついに歯科医院に駆け込みました。


あたっている虫歯を削ってもらい痛みはなくなったと思ったが・・・間違い無く舌の当たる個所が

痛むのですが…痛みの原因は何と虫歯だったのです。

削った歯でない別の歯です。

不思議です…虫歯は全然痛くないのです。舌の一部だけ痛むのです。

歯の腫れは全然ないのに・・・。


もしこの症状が妻に起きたら?

意思の疎通が全然ないので訴えることは出来ないし…介護者が察知できるのか?

痛みは感じても本人はなす術がない・・・何も口に入れることが出来ないと思う。

痛みで何も食べられないと思う。


最重度に進行した妻のアルツハイマー病 自らは何も訴えられません・・・体調の異変 医師や

介護職の方は察知できても私の今回の舌の痛みのような症状は どのように察知できるのか?

外観だけでは何の変化もないのです。

舌に何かを食べる時だけ激痛がはしるのです。


現在の妻の生き甲斐は食べるときの時間を過ごすことだけのようだ。

今後も夕食介助もっとよく見守ろうと思った。

 


目を瞑って感じたことは記憶されるようだ

2013-05-25 23:02:29 | 日記

特養へ夕食介助に行ってきました。

老健へ夕食介助に通っていた時は 街の中心を通って 郊外から郊外のルートだったが

こんどの特養へは 市街地を通らないです。


途中 商店もコンビニもないです。

酒屋が一軒あるだけ…片道9kmの間にです。

信号機は2か所だけ。主要道路を横切るだけ。


スーパーへ買い物に行くにも 一番近い商店がそのスーパーです。


毎日 毎日がスローライフの田舎暮らしです。

この生活は妻が望んでいたのが実現したのですが・・・。


今日特養へ夕食介助に行ってきた。

今日は活気が見られず無表情の日に当たってしまった…声も発しなかった 30分で完食した。

 


職員さんは 今日の日中は話しかけにはっきりと「ハイッ・・・」と答えたと言いました。


21日の藤棚見物の時の報告です。

帰ってから「フジは良かったですか?!」と聞くと「ハイッ・・・!」とほんとうに見てきた記憶を

思い出して言ったようだったと言いました。


しかし 妻は行きから帰りまで一度も目を開けなかったのです。

私の思うには ふじ園の環境(フジの甘い香りや さわやかなそよ風など)を目で見なくて

第6感のようなもので感じていたので記憶が持続していたのかもしれない。


ふじ園で「フジの花綺麗ですよ・・・」目を開けて・・と何度も言っても決して開けなかったのは

意識して目を瞑ったままで心で感じていたのかも・・・?


フジの花好きですか・・・と聞いて「ハイッ!」とはっきりと声を出して うなづいたのは体験が

記憶されているのだと思う。


戸外レクリエーションの効果か?変化が起きた

2013-05-23 21:24:56 | 日記

昨日(22日)の夕食介助報告。

21日のふじ園見物で 妻は長年の緊張がほぐれたように目も開けられないほどに全身の

力が抜けていたようだった。

暫く振りに外気に触れたのと フジの甘い香りが妻の脳に何かの刺激を与えたようだった


22日の面会 何か起きるか期待して施設に向かったのです

いつもの時間(6:00)に到着するとテーブルの定位置に じっとして座っていて私が声をかけても

肩を触れても いつもと同じに何の反応がない・・・やっぱりだったか


いつもと同じにスプーンで ごはん おかずを口に運ぶと無表情で食べます。

暫くすると今までなかった事…右手を口にもっていったのです。

口に着いた食べ物をとったのです…最近なかったことです。


やはり何かが起きたと 期待したことが起きたのだ・・・少し満足した!!

この時 職員さんが日中の妻の様子を話してくれました。

妻に話しかけた時 はっきりとした声で 「ハイ」 と言った…また内容は分からなかったが

声を出して何かしゃべったと教えてもらいました。

また 私の食事介助中も声を出して何かわからないが一言しゃべりました


今回の外出の効果か 一時的でも休止していた脳の何かの機能が動き出したようだ。

が、すぐに元に戻ってしまうと思う・・・今までに何回も繰り返していることです。

ですが、私には嬉しい出来事です

今後も今のペース3日に1回の食事介助を続けるつもりです。


施設の屋外レクリエーションの藤棚見物に付き添いで行ってきました

2013-05-21 17:38:43 | 日記

今日午後1:30から施設のレクリエーションで藤棚見物に行ってきました。

私は付き添いで別に合流しました。

天気は初夏の清々しさを感じる好天気だった!


妻は このところ3~4年は外の空気に触れたことがなかったせいか藤棚の下で車椅子で

1時間の間 目を瞑ったままだった

よっぽど気分が良くて身体全体の緊張が緩んでしまって 目を開けられない状態だった。


いつもは両手をしっかり握っているのが両手は緩んでいて特に左手は固まりかかっているのが

真っ直ぐに伸ばせたのです。


藤棚の下の日陰で フジの甘い香りがほどよく漂ってきていたので酔ってしまったようだった

全身の力が完全に抜けてしまったようだった


今回の屋外の外出で両手の緊張が一時的でも融けたことで何か変化が起きそうだ!?

健常者でも家に閉じ籠ってばかりでは心身ともに異常が起きるので 自然に触れることは

誰にでも絶対に必要なことだと思う。


戸外外出は認知症ケアーの必要条件の一つだと思いました