妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

実行機能障害が重くなってきた

2012-03-05 00:09:42 | アルツハイマー型認知症

6年前 特養のデイサービスを利用してました (要介護2) 当時の介護体験を たどってみます

平成17年12月29日(木)

デイ休み

朝 今日は 「休みだよ」 と言っても 『バスが来ない』 と何回も言ってました

午後になっても 「誰が来るのかな」 と何回も言ってました


その度に 「今日は休みだよ」 と応えました

デイに行くのが日課になっているので助かってます


昼食を食べ終わって 30分後に 「ご飯食べる」  と言って二度食べました

朝食は食べなかったです


今日はわりと落ち着いて過ごせました

 

施設からの便り 12月30日(金)

AM 入浴してます 

今日は大掃除を行いました


大掃除を行うことで 年末と言う事が 理解できたようです


PM 洗濯物たたみをお願いすると 他の方の下着を 『私のです』 と

ズボンのポケットに仕舞い込むこと ありました

 

振り返って

デイサービスに行くことが 仕事に行ってる つもりでした


施設の取り計らいで 洗濯物たたみ 雑巾縫い 調理場の手伝い等

見守って与えて頂いてました

 

妻は仕事人間だったので 仕事の延長であり 生き甲斐になってました

認知症の治療に なっていたと思います


しかし アルツハイマー病は確実に進行しているのが 目に見えてきました


特に 今まで出来ていた連続した作業が出来なくなり

本人は苛立っていて カバンいじりや トイレットペーパーいじりに

没入したのだと 思われます

実行機能障害が重くなってきた


妻は 「仕事をしなければ」 という使命感が 人一倍強かったのです