3日毎の夕食の介助に 施設にいきました。
だいぶ日が伸びて 何時も5時30分は 冬場はライトを点けて施設に向かいましたが
今は西日に真正面に向かってます。
手かざしでハンドルを握ってます。
帰りの6時40分は まだまだ陽が沈んでません。
今の施設に入所して3年経ちました。
入所当初は 手引き歩行は出来た。
単純な会話は出来た。
けれども食事だけは半介助だった。
自力で完全には食べれなかった。
面会に行くと常に何がしか独り言のようにしゃべっていたのが
今では 全くしゃべらず 声もでません。
私の問い掛けにも 全く反応しません。
何時も絶やさなかったあの笑顔 絶えて久しいです。
今日の食事介助中 一度も私を見つめなかった。
ただ 開いた口にスプーンで食べ物を運ぶだけだった。
笑顔は一度も見せなかった。
ご飯を5分の1残して おかずは全部食べた。
40分かかって妻が最後だった。
体調は不調のようで無表情ほどではなく 表情があるというくらいです。
ここで少し不安になった。
自分で意思表示出来ない妻が どこか体調不良が起きた時 訴えることが出来るのか
多分出来ないと思う。
施設の職員の方々に頼るしかありません。
認知症患者は特にアルツハイマー型認知症は例外なく妻のように数年で
重度化します。
介護家族は沈黙し マスコミはほとんど取り上げない。
世間一般の方は認知症になっても妻のように重度になるとは思っていない
のでは。
アルツハイマー型認知症は 必ず 重度化します と私は啓発します。