妻の手術入院時の体験記録が出てきたので 重複する箇所が出ますが
全文載せてみます。
妻は 平成18年2月から市内のKグループホームに入所中でしたが 病院での検査結果
子宮全摘手術を受けるため18年10月15日から10月25日まで入院の運びとなりました。
入院期間中は 付き添いは24時間絶対に必要と思っていましたが 病院側から
完全看護なので付き添いは要らない 家政婦 ヘルパーは認めないと云われました。
認知症を理由に家族限定の許可をもらいました。
妻に病名 病状 入院目的を何も話さなかった事が後に罪悪感に苦しむことになるとは
思っていませんでした。
初日は 病院になじむ目的で何もしないで過ごしました。
本人は ここが病院だと判らない様で 家に戻ったつもりで持ち物の整理整頓をしていました。
手術前の身体検査(9月28日)で採血出来るか不安でした。
多分 無理だろうと思っていましたが 同行したGHの職員さんが機転を利かせて
「私も採ります」 「ノイコさん」 先に と言うと何の抵抗もなく あっさりと採血できました。
この件が 後々まで難題にあたった時必ず解決策はあると勇気付けられました。
まさに 「案ずるより産むが易い」 と実感しました。
認知症患者が入院した場合 医師 看護師は どのくらい解っているのか不安でしたが
初日 長谷川式認知症スケールの検査があり少し安心しました。
この先 認知症患者に対応出来る体制をとっていくと思います。
初日の体温測定 血圧測定の時 体温計は投げる 圧迫帯は外す等機嫌が悪かったです。
その時は事務的な対応だったです。
出直して 次回からは看護師さんたちは対応を統一したらしく 皆さん一様に
笑顔で 一声かけてから 「体温測らせて下さい。いいですか?」 「血圧測らせて下さい。
いいですか?」 と、ゆっくりやさしく話しかけると妻は笑顔をつくり何の抵抗もなく安心して
測れる様になりました。
また注射は私が最初 「痛くないよ」 と言ったら強く拒みました。
次に 看護師さんが 「少し痛いです」 と言うと すんなり注射が出来ました。
次回から私が先に 「少し痛いよ」 と声を掛けてからは一度も拒みませんでした。
長くなるので明日に続きます。