当地は昨日、今日と雪は降らず晴れ間が見えました。
昨夜は冷え込みが強かったです。
妻はアルツハイマー型認知症で特養に入居しています。
発症から13年目です。
意思の疎通は出来ません。
目は瞑ったまま、声は発しない、問いかけに全く反応なし。
3日毎に昼食介助に通ってますが今年になってから完食が少なくなった。
今日は半分も食べないうちからご飯を口に入れたまゝ眠ってしまった。
寝息を立てています。
しばらく様子を見ていたが完全に眠ってしまったようだ。
テーブルの対面に座っている同室の入所者さん食事は終わって
私が口に入れたまゝの食べ物だけでも何とか食べさせようと頬を擦ったり口を動かして苦闘しているのを見ていて
食べない時、あとから職員さんは全部食べさせていると言ったのです。
その入居者さんは80歳代中頃で記憶障害のない方です。
妻は、両腕、両足、曲げたまま固まっています。
入浴介助は2人がかりと聞いています。
両足は両膝をピッタリと合わせて曲げたまゝ拘縮しています。
開かないのです。
3日前の訪問時に左脚の股にパジャマのズボンがずり上がっていたのを膝が開かないので下げることが出来なかった。
強力に閉じているので開くことが出来ないのです。
この方にオムツ交換は手間を掛けないで出来ているのか聞いてみた。
すると、この入所者さん覚えていて以前は、だいぶ手間がかかっていたと言いました。
脚が開かないので「〇〇さん、〇〇さん」と何回も何回も連呼してどうにか交換出来ていた。と言いました。
ときには、途方に暮れて、 「〇〇さん…助けて~~」 と声を上げていたこともあった。と言いました。
この話を聞いたとき
この場の光景 声も聞こえたようにハッキリと目に浮かんできました
「職員さん、ありがとうございます…」と心の中で言わせて貰いました。
今は、その方は、手真似で、こうやって、こうやって、とそれほど時間が掛からないで交換していると言いました。
改めて、介護職員さん皆様に感謝いたします