妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

単純作業でも手順が解りません

2012-01-28 13:59:45 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻は現在 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 要介護5に進行するまでの

変遷を綴ってみました

平成17年11月9日(水)

夕食の用意が出来ても まだ トイレットペーパーをいじっていたので

「先に食べるよ」 と声を掛けて私一人で食べ始めました


食べ終わっても暫く トイレットペーパーをいじってました

が、ようやく食べ始めましたが食べながら 良く見つけられるのか  

と思う小さなゴミを拾ったり ポケットからゴミを取り出して食卓に並べました


食べ終わるのに時間がかかりました 


施設からの便り

今日は汁作り、干し芋作りを手伝ってくださいました


仕事をお願いして仕事を行うまで時間がかかります

自分でどうしていいのか分からず 理解するまで時間がかかる様です
時間を掛けても何も考えてなかったと思う


振り返って

この時点でも本人は まだ仕事人間だったのです

施設では出来る範囲の単純な作業を選んでましたが

それでも 本人にとっては難しかったようでした


思考力もかなり衰えていたようで神経が相当疲労したと

後に反省しました 


この段階になっては視覚 聴覚が安らぎを得られ  

安心できる安全な生活環境で暮らせることを

試みてはどうだったか反省しました

 

単純作業と思ってたことが かなり苦痛だったようでした

返って頭が混乱したようだった

当時の施設のケアはベターだったと現在でも思ってます