妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

スケジュール記憶は保たれている

2012-01-21 00:11:24 | アルツハイマー型認知症

6年前 特養のデイサービスを利用していました(要介護2)当時の連絡帳から。

平成17年10月27日(木)デイ休み

今日は 休みだから 「施設の車は来ない」 と言ってもわからないです

午後になっても 「誰か来るのかな!?」 と何回も言ってました

何故、と思うこともないようです


午後に ロックタウンへ ショッピングに連れて行きました 


施設からの便り (28日)


本日も午後から三春ダムに行ってきました


皆さん、行った事は帰りの車内で忘れてしまいますが

とても喜んで下さいました 


東屋で、お茶を飲んだり  ゆっくりしてきました


何かを質問すると、答えが どんどん内容が変わってしまうように

なってきたようです


振り返って

毎日 施設の迎えが来るという スケジュール記憶は

保たれているのは事実です


デイサービスに行きたいと言う強い思いは、行って仕事をしたいという

意欲から来ていると思います 


その後 4年間 全介助になるまで働く意欲は満々でした

「休みだから迎えに来ない」と 何度も、何度も、言っても又聞き返すのは

一旦 休みだから来ないと分かっても直ぐに忘れてしまうのか

最初から分からないのか?


私は最初から分かってないと思います


と、言うのは、妻は私の言うことを素直に聞き入れない性格だと

私は認めているからです


認知症になって抑えていた本来の性格が強く現れた例です