妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

異常行動はただ見守るしかないものか?

2012-01-05 00:48:30 | 認知症介護

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています

6年前は 要介護2で特養のデイサービスを利用してました その時の介護記録です

平成17年10月6日(木) 日記

夕食時の妻の行動パターンは前日とほぼ同じです

夕食の用意が出来て一度だけ 「ごはん食べられるよ・・!!」 と、

声かけして私は先に食事を済ませます

声かけしてから 約2時間後 自分で冷めたご飯に醤油をかけ

おかずは何も食べず 味噌汁は半分だけ食べました

帰宅してから前日と同じに カバンいじりに終始しました

ようやく食べ終わったので薬を飲ますと直ぐに そのまま横になって、

眠ってしまったのです

 

平成17年10月7日(金)

施設からの便り

部屋に お客様が入ってくるとソワソワとして

「お茶入れなくちゃ!」 と入れて下さろうとします

そこで 湯呑みの場所や 必要な物の場所を伝えると

そこから用意して お茶を入れるという行動につながります

 

私達からの声かけ・指示が優先せず ノイ子さんの自然な思いや

手伝ってやろうという気持に沿って職員が関わっていきたいです

 

振り返って

平成24年1月5日(木)

妻の無駄な止めてもらいたい行動をコントロールすることは

出来ないことだし・・・

無理に止めさせることもしてはならないし・・・

ただただ見守るだけだったです

 

施設でも あの手この手と対策をとって頂きましたが

かなり難しかったようでした

 

にもかかわらず 妻のために次々と対応して頂きました

6年後ですが あらためて感謝いたします