妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻の衣類を買うのが恥ずかしかった

2012-01-17 00:08:19 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症の妻 要介護5で老健に入所してます

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2)  その時の日記です


平成17年10月21日(金)

夕食後 薬の服用を見届けようと思いました

アリセプト1錠 セロクエル1錠を 手渡すと手に握ったまま

カバンいじりが始まりました 


「 飲むまでは 」と、目を離さないでいるとトイレットペーパーに包んで

小物入れに入れてしまいました 

そこで、

「 先に薬を飲んでくれ! 」 と言うと素直に飲みました


数分後に眠ってしまいました 


施設からの便り

ブラジャーのサイズの件

以前から気になってました

きつくて体型に合ってないようです

入浴の時 いつもゴムの跡がクッキリついてます


着替えの時 ブラジャーをうまく付けられなくなっていて

上下や裏表さかさま だったり、時間がかかり本人も、やきもきしながら

毎日ブラジャーと格闘? してます 


ブラジャーを もう付けずに下着のみにするのも一つの案ですが

今後も付けるのであれば ワイヤーの入っていない「スポーツブラ」なら

体にも優しく 胸もおさまりが良いかもしれません


サイズは実際計ってもらうのが一番ですが 無理であればAサイズよりは

上を購入した方が良いと思います


振り返って

夕食後いつまでもカバンいじりが止まらない時は間違いなく

薬を飲んでないと思います


それにしても手渡した薬が後から出てきたことは なかったです


6年前のブラジャーの件で思い出します 


当時も妻の衣類は私が買い揃えてました

始めのうちは 婦人物肌着売り場を覗くのが恥ずかしい と言うより

変態と思われやしないか? と、すごく神経をつかいました 


そこで 最初から店員さんに 妻は病院に入院してるので・・・と切り出して

買い求める品名 サイズ を言って どこにありますか?と訊ねると

案内してもらえて選んでもらえました 

いつもこの手を使ってましたが 最近は全然気を使ってません


堂々と男一人で選んでます 


ですが、

いまだ男一人の客は見たことがありません