妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

気に入って買った物が未使用のままです

2012-01-09 00:19:48 | 日記

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています

6年前 特養のデイサービスを利用していた時の日記です(要介護2)


平成17年10月11日(火)

小物入れがボロボロになったので 同じようなものを 買ってきました

気に入らないらしく 使おうとしません


これまでも 化粧品入れ・バッグ・衣類なども 買ってきて使わない物があります

ず~ぅと 以前から この様な事があります

 

施設からの便り

だんな様は とても優しいですね

折角 奥様のために買ってきた物が 奥様は自分の物と理解できないから

使用しないのでしょうね


こちらでは 皆さん 自分の名前には とても反応が良いようです

新しい小物入れに 名前を見えるところに書くことで

自分の物とわかる方も います

 

振り返って

買ってきた各品物 全て私が選んで買ってきたようにとれますが、

実は 全て 二人で行ったときに買った物ばかりです


一人では 車の運転が出来ないので スーパーに行くのにも

いつも一緒でした


今でもありますが ハンドバッグは5個 手提げカバンは3~4個あります

ハンドバッグ3個は未使用のままです  


妻は 元々倹約家で 無駄な浪費はしなかったです

が、

バッグ・カバンには 特に執着していました

カバン売り場で 良く足を止めていました


今は 毎日毎日の異常なカバンいじり


カバンに呪われている・・・とりつかれている・・・くらいの異常行動です


カバンいじりは 抑制しません


妻にとっては仕事であり リハビリになってます