妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

仕事の仕方が判らなくなってきました

2012-01-18 00:13:07 | アルツハイマー型認知症

6年前 特養のデイサービスを利用してました

連絡帳にその日の何がしか些細な事でも記入してました

6年後の今日 読み返すと記憶にないことばかりです

大事に保存しようと思います


平成7年10月23日(日)

夕食の用意が出来るまで トイレットペーパーとカバンをいじってました

ご飯一膳と具沢山の味噌汁を ゆっくり食べてから、

薬を飲むと すぐに眠ってしまいました


いつもの愛用の手提げカバンを 大型のカバンに入れたのは私は

わかってましたが PM11:30 目が覚めて愛用のカバンがないのに

全く気にしないのは驚きです 


肌身離さず持っている大事な物でも 目の前にないと

頭の中に物として浮かんでこないのか?

 

これも認知症の私が不思議に思うことの一つです 


施設からの便り

本日も いろいろな仕事を行って頂きましたが、

以前 出来ていたことが、出来なくなってきている様子です

“どうやるんだったっけ” 「どうすればいいの?」

言う事が多くなってきました


また 今日は利用者が少なかったため

“あれ他の人は” と言う事が一日に何度もありました


何時もと何か違うという事が わかるんですね


おやつのリンゴの皮むきを お願いしたところ

途中で何度も 確認(どうやるんだっけ?!)行動がありました

 

振り返って

この段階では まだ疑問を考える、感じる、能力は残っていた。

次の段階では考えないで行動するようになった。

次に何もしなくなった。

歩けなくなった。

何もしゃべれなくなった。

現在は全介助です 要介護5です