老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

541;上手な介護サービスの活用処方 第42話「認定調査の項目」 〔39〕 「大声をだす」

2017-11-14 16:13:50 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第42話「認定調査の項目」 〔39               
               4-6 大声をだす(有無)

ここでいう「大声をだす」行動とは、周囲に迷惑をとなるような大声をだす行動のことである。
1.ない
2.ときどきある
3.ある


・もともと、性格的や生活習慣から日常会話で声が大きい場合等だでけでなく、場面や目的からみて
 不適当な行動があるかどうかで選択する。

・実際の認定調査では「大きな声をだす」といった調査対象者は少ない。
 女性はほとんどみられない。
 元々亭主関白な人や女性を見下すような男性は 自分の我儘を通そうと大きな声をだす場合が多々見受ける。
 それに認知症が重なりあうと、注意しても注意されたことの意味や言葉がわからず大きな声をだしてしまう。
 デイサービスや介護施設の場合、他の利用者もおり、自分をかまって欲しく大きな声をだす。
 「自分はここに居るぞ~」と存在感をアピールしているのかも・・・。
 威張り散らしたり大声をあげる老人は、同性利用者からも疎まれてしまう。
 声が大きいと、介護スタッフのかなには萎縮し、言いなりになってしまいがちである。
 あるときには他者の迷惑をかけていることから、毅然とした対応をとることも必要。
 他の利用者はどう対応されているか、スタッフの原動を観察している。
 
 興奮を抑える薬あるので、認知症専門医に受診し相談するとよいでしょう。


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