1580 介護とは ⑰{尿意があれば、紙パンツ(紙おむつ)はやめる}
トイレに歩いて行くことができなくなった老人は
紙おむつ(或いは紙パンツ)を穿かせられる。
「オシッコがでる」のがわかるのに
紙おむつ(紙パンツ)を使用すると
括約筋と脳細胞の間で交わされる信号の働きが低下(退化)し
緊張感もなくなり、生きる意欲も失せてくる。
紙おむつがオシッコで濡れ
最初は不快感を抱きながらも
そのうち紙おむつのなかが多量のオシッコで濡れても
なんとも思わなくなり皮膚感覚も退化していく。
認知症が進行していく引き金にもなっていく。
紙おむつ(紙パンツ)を使用することで
紙おむつの交換も人まかせになる。
「オシッコがでる」、とわかる老人は
いまから、今日からでも紙おむつ、紙パンツを外し
普通のパンツに穿きかえる(心配ならば尿取りパットを使用)。
では、ひとりで歩いてトイレに行けない老人はどうするのか?
介護の登場になる。
杖や歩行器を利用することで、ひとりでトイレに行ける老人は、歩行補助具の活用と歩行時の見守りが大切になる。
ひとりで歩いて行けない老人は、車いすに乗せ、トイレまで移動介助を行う。
洋式便器に座れば、老人は「排せつはできる」。
洋式便器までの移動と、用足しを終えてから元の場所に移動する。
介護により移動介助を行う。
排せつにおける一連の動作行為は、生活リハビリの要素がいっぱい詰まっている。
トイレに歩いて行くことができなくなった老人は
紙おむつ(或いは紙パンツ)を穿かせられる。
「オシッコがでる」のがわかるのに
紙おむつ(紙パンツ)を使用すると
括約筋と脳細胞の間で交わされる信号の働きが低下(退化)し
緊張感もなくなり、生きる意欲も失せてくる。
紙おむつがオシッコで濡れ
最初は不快感を抱きながらも
そのうち紙おむつのなかが多量のオシッコで濡れても
なんとも思わなくなり皮膚感覚も退化していく。
認知症が進行していく引き金にもなっていく。
紙おむつ(紙パンツ)を使用することで
紙おむつの交換も人まかせになる。
「オシッコがでる」、とわかる老人は
いまから、今日からでも紙おむつ、紙パンツを外し
普通のパンツに穿きかえる(心配ならば尿取りパットを使用)。
では、ひとりで歩いてトイレに行けない老人はどうするのか?
介護の登場になる。
杖や歩行器を利用することで、ひとりでトイレに行ける老人は、歩行補助具の活用と歩行時の見守りが大切になる。
ひとりで歩いて行けない老人は、車いすに乗せ、トイレまで移動介助を行う。
洋式便器に座れば、老人は「排せつはできる」。
洋式便器までの移動と、用足しを終えてから元の場所に移動する。
介護により移動介助を行う。
排せつにおける一連の動作行為は、生活リハビリの要素がいっぱい詰まっている。
今日の内容について、あたしなりの経験と意見です。
母は過活動膀胱・切迫性尿失禁があります。
尿意を感じた時には既に漏れていることが多いです。そして、知らず知らずのうちに漏れています。
始めのうちは尿とりパッドと、生理用ショーツで対応していました。
パッド用のショーツを買ったのですが、緩くて漏れが気になると言うので、生理用を使わせていましたが、やはり漏れるのです。
パッドも徐々に吸水量が多い物に替えてきましたが、勿体ない精神で、なかなか簡単には換えてくれず、漏れる回数も増え結局紙パンツとパッドになりました。
ショーツにパッドは理想ですが、本人も家族も漏れたと時には大変です。外出先で、ズボンに浸透し足首まで垂れていましたことがあり、着ていた服を腰に巻いて凌いだこともありました。
現在、紙パンツを有難く使用しています。
母は、汚れた紙パンツをご丁寧に畳み、仕舞います。
勿体ない精神は、どこまでも続いています。
お読み頂きありがとうございます。
認知症老人の場合、排せつの介助は
思うようにいかずご苦労も人知れず多いことと思います。
パットと生理用ショーツで頑張ってこられたのですね。
在宅介護の場合
漏らしては「後始末」に大変だということで
紙おむつにしがちです。
もったない精神は
私が担当している老人にもあり
尿で濡れた紙おむつを干し
再利用する老人もいます
平成元年のときもそのような老人がいました。