老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

344;病院に行かない‼︎

2017-08-28 12:01:11 | 老いの光影
病院に行かない

家族やその周り(親戚)にも
病院通いや介護を必要となってきた。
私は妻の父親の泌尿器科外来受診付添い
杖につかまりながらも心もとない歩き
要介護2の認定
前立腺癌を患い、いま小康状態にあり
気持ち的に一息ついている
帰り路 手打ち蕎麦を買い
帰宅後義父が蕎麦をゆで
一緒にズルズルと蕎麦を味わう


妻は母と出かけた
近くに住む父親の従姉弟妹宅を訪れ
病院受診されるよう説得を行う

名は真知子 81歳 一人暮らし
今年の6月頃に子宮に異常が見られ
いまは子宮離脱状態にあり体外に出てしまいぶら下っている
歩くことはできずいざりにより移動している
いざるときにすれ出血も見られる
地域包括支援センターに電話をかけ
認定申請とサービスの開始を依頼するも本人拒否
子宮癌の疑いも濃厚であり
とにかく婦人科で診てもらわない限り
次の対応がとれない
当の本人は病院に行かない、とずっ~と拒否していた
病院には行かずここ(我家)で死ぬ、ここに居る、と怒った表情で話す。
救急車が到着
彼女はやむなく搬送され病院に向かわされた
3時間以上の診察待ちにあり
本人も付添した妻とその母も疲労困憊で
待ちあぐねている

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 343;夫婦病院通い | トップ | 345;空想 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

老いの光影」カテゴリの最新記事