老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1011 たくさん生きてしまった

2019-03-19 05:37:27 | 老いの光影 第4章
 たくさん生きてしまった

要介護老人の家々を訪れ
思うこと

昨日は今年の正月
寝たきりの夫を看取った
85歳を超えた妻から
「たくさん生きてしまった」
「(介護から解放され)長男から、これから楽しんで暮らしな」、と言われた。

彼女も要介護認定を受けていた。
日中は独居
同敷地内別棟に長女は住み、夜遅く仕事から帰って来る。

伴侶を長い間世話をした介護者
その後の心のケアも大切

介護終わっても
介護者にとっては
心の整理がつくまで終わりではないのかもしれない

彼岸を間近にして想う
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