老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1062;365日ホルスタイン乳搾り

2019-04-18 12:31:18 | 老いの光影 第4章
365日乳搾り

365日の紙飛行機は 
元気だそう 希望を持とうと 夢の歌でもある

365日のホルスタインの乳搾りは
休みがなく 来る日も来る日も 
牛の世話をしなければならない
家を空けることはできない

正月が来てもお盆が来ても
牛の乳搾りは休むことなく続く

365日の在宅介護も
休みがなく 来る日も来る日も
老親の世話(介護)をしなければならない
家を空けることはできない


柴田泰樹さんは(84歳)は
終戦後
2つ年下の妻と森林だった土地を開墾し
酪農を始め半世紀続けてきた。
54頭の乳牛の世話は大変
いまは長女夫婦が継いでいる。

その泰樹さんは
慢性腎不全症を患い週3回人工透析を受け、要介護3
歩行器につかまりどうにかトイレで用を足し
風呂はデイサービスで支援を受けているので、
介護にかかる手間がまだ少ないので助かっている

妻は過去に2回 軽い脳梗塞を患い
右手、右足が多少不自由な状態にあり要介護2
一番心配なのは脳梗塞の再発
チョッとでも体に異変を感じたら
すぐ受診されるよう話をしている

スーパーで何気なく1000ccの牛乳をカゴに入れ
牛乳を飲んできた自分

ご飯に牛乳をかけて食べるほど大好き
365日牛乳を飲んでいる
過去に人工透析をしていたときは牛乳は飲めなかった


牛乳だけでなく
農作物、魚など
農民や漁師の人達のお蔭で
口にできることは
本当に感謝の気持ちで頂くこと
あらためて感じた

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