ヘルズブログ

「ヘルズ商事」はバカと面白を考察、発信するサイトです。
全コンテンツと趣味、日記を一緒くたでやってます。

ヘルズ商事のなりたち

2010-03-18 00:20:22 | 日記とかヨタ話とか
フイに昔話。

自分のサークルでありHPである当「ヘルズ商事」。
ヘルズ商事とは何かと言うとその前身は学生の頃組織した営利団体だ。
思い返せばDCの頃…

マンションが多かった地獄都市板橋。
仲良しだった友人が自分のマンションで
古新聞にまぎれて江口本が捨ててあったぜ!(婉曲表現)
と喜んで報告してきた。
とは言ってもペンギンクラブとかばんがいちとかの
B5中綴じマンガ雑誌だから今から考えたらライトなのだが
健全男子なら120%ヒャッホウとなるシロモノである。


しかし俺はクラスメートがペンギンクラブをコッソリ買った武勇伝を
冗談めいて話してたのを思い出しフイに思った。
「これは誰しもが喜ぶんじゃないだろうか?」
つまり潜在需要である。

そこで考えた。
「これは商売になる。」
当時は花のDC。
興味はあっても堂々とは買えないシャイな人がメイン層だ。

価格は古本屋と同じ¥100とした。
どの店もそうだから相場を重視し、
30冊ばかりもあったから狙うは完売だ。
商品は束で秘密基地においてあったので
クチコミで活動の話を流し、商談がまとまったら案内して引渡しをする。
カンペキだ。

最初は友人間だけだったが
その内ちょいヤンのおっかないグループも顧客になり
あれよあれよと完売した。
これはモノになると核心したところで
友人が再度発掘してきた。
そこれ俺は新たな試みを考える。

偶然拾った物は運でしかない。
「商品を回転させよう!買い取りもするんだ!」
思いついた時は我ながら狂ったのかと思ったよ(プロジェクト4)
通常商品は1割程度だがウチが売った商品は30%で引き取る。
商品を残す、もしくは増やしたまま利鞘を稼ぐ。
一方固定ファンが付くコミックスの売買も始めた。

その後マンガだけではなく
怒られそうな事も含めて様々な物を売買し1年ばかり活動した。
冷静に考えると労力の割にすげー小銭なんだけど
口コミの市場と金の動きを見るのが面白かった。


よってこの名前をサークル名にしたように
俺のサークルは同人活動でも利益を出す事を目標に
決して赤字覚悟ではせず、
損益分岐点を設定したり、イベントでも呼び込みをして
固定ファン以外にも引っ掛けたりと
色々頑張っていた。


遡ると小学生の頃も少女小説をフリマで仕入れて
クラスメートに売るとかやってたし
商人気質は生まれつきなのかもしれない。


ちなみに名前は俺がジャンプの「地獄戦士魔王」が
好きだった事に由来するだけだ。