ヘルズブログ

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お買い物・デュエルマスターズとか

2006-01-30 03:05:20 | バカ文化
買い物に出かけた。
ハロショ行こうとして頓挫するもメインの目的は本屋。
以前から絶賛してるライトノベル・邪眼の作者、藤原京が
10年ぶりに新作を書くと言うので買いに行ったのだ。
こちらは熟読して感想を書くが今日は別。

ついでに買うのをサボってたデュエルマスターズの買いそびれてた巻を
とりあえずキリが良い一部ラストまで買う。
ギャザからDMになったら展開はご都合だし
売れてる所為で敵だけ増えてって収束つかなくなりそうで萎え気味だったのだが
俺が甘かった!
デュエルマスターズはその熱さを
何一つ失っていなかった!
・記憶を失った白凰が刺客相手に2面打ち!
・ライバル・ザキラ、主人公・勝舞に逆転されて片腕フッ飛ぶ!
・友人れく太、勝舞の為には命を投げ出す覚悟!
・ついにデュエルで死亡者が!

熱すぎる。

ここで一旦話を置き、近年の少年誌を思い出して欲しい。
無意味な規制、女性ヲタへの迎合、そして読者の知性化により
かつてのワイルドさは陰を潜めてしまった。
ジャンプ看板のワンピースなどは顕著な例である。
あのマンガは過去に死んだ人間は居ても死ぬ人間は居ないのだ!

無論敵の大悪党であっても、だ。
主人公も海賊であるのに誰も死なない。
こんな話があるだろうか?
死ねば良いと言ってるのではない。
緊張感がなくなっていると言っているのだ。
この心地よい緊張感と破綻と紙一重の大胆さが
ジャンプ黄金時代の浪漫を築いたのだと思う。

だがその精神は今や少年誌には無い。
少年マンガの熱さ、浪漫、純粋さ、残虐さは
今や幼年誌の中にだけ息づいているのではないだろうか!?

そう思わせるのに十分な作品であった。
17巻で一部が終わり、ファイティング・エッジとなって2部が続いている。
ダレるかもしれない。
ご都合バトルが続くかもしれない。
ただコレだけ震わせてくれるなら最後まで見届けない訳には行かない。