ヘルズブログ

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似顔絵と画風

2006-01-11 16:35:49 | マンガアニメ映画とかの感想
前回の似顔絵や偏愛番長リファインで感じた
自分自身の画風についての話。


アイドルが好きなのでよく似顔絵を描く。
タマに誉めてくれる人が居る。
凄く嬉しいのだが多少心苦しくもある。
なんでかと言うと似顔絵を描いてる絵柄は
「似せるための絵柄」だからだ。

自分の考えなので事実は分からないが
俺は「絵を描く人間が美術的な絵柄で描けば
そこそこ似せるのは簡単なんじゃないかと思ってる。
なので似顔絵の真骨頂は
絵柄を維持しつつ
似てる要素だけ抜き出す

事ではないかと思う。

それを念頭に置いておくとして俺の絵だが
絵柄を変えた話は何度かしてるので割愛するが
実際の人間を描きたくて出来た絵柄なので
普通、マンガ絵を3Dに近づけるのに対し
俺は3Dをマンガ絵に落とし込む
事の反復で出来た絵柄なので
実はちょっとズルいのだ。

この事は似顔絵を描くには良いが
マンガを描く上では「読みやすいカタルシスある絵柄」(帳面、絵描鬼「会」参照)
とは真逆のベクトルなので
偏愛番長リファインなどで苦しめられている。

友人曰く俺の今の方向性は
「デフォルメよりもリアル、マンガじゃなくて絵」
なのではないか?と言う
ちょっと納得。


そんな折に「絵を描いてみたい」と言う知人と会った。
こうしたら良いんじゃない?と(分不相応にも)言ってみるが
イロハから教えるとなるとどう歩んできたのかは思い出せず
俺が今居るところはあまりオススメできるコースじゃないのを痛感した。

まぁこの話はまた今度面白おかしく続く。