ヘルズブログ

「ヘルズ商事」はバカと面白を考察、発信するサイトです。
全コンテンツと趣味、日記を一緒くたでやってます。

アキバ特集番組

2006-01-13 22:02:07 | 日記とかヨタ話とか
年末くらいにNHKでやっていたのを
家族が録ったらしく居間で流していた。

民放のよりマシとは言え
この手のマニア特集はおちょくったような構成だったり
際立ってクレイジーなのばかり映すので
極めて同属嫌悪を掻きたてられるのが常である。

その番組は秋葉原のオタク街への発展からさらなる変化への予測、
ハードなアキバ系の生態、
メイド喫茶の客と働く者の気持ち、
電気街として生きてきた店主、
電気街として使うパソコンマニア、など多岐に渡っていたが
やはりハードアキバ系の異常さは際立って紹介される。

部屋中美少女ゲームのポスターで
グッズ、フィギュア、抱き枕など買いあさり
独自の理論を展開する様は
本来オタク出身で根を同じくする自分が見ても
度を過ぎてて引くものがあった。

同属嫌悪で観ていられないと思ったのだがある問題が。


ナレーションが吹石一恵だった。
ハスキーボイスで淡々とアキバヲタを語るフッキー。
美少女キャラを懇々と語るヲタに対して
「同じようにしか見えなかった」などとクールなコメント。
実際に彼女は?と訊かれて逆ギレするヲタ(インタビュアーと吹石は別)
メイド喫茶に夢を抱く客と孤独を癒す為に働くメイド女性。
先ほどのヲタの買い物の衝動買い。
アキバに生きる人々や観察する文化人などを淡々と語るフッキー。
お嬢さんとして育った彼女の心中はいかなる物か。
きっと仕事だとは思いつつも厭らしい物でも見るかのように、
あの大きい目を伏せ、太いマユゲを歪めているのだろう
嗚呼!もっと蔑むような視線を!
吐き捨てるようなでドライな語りを!!


予想に反して極めて有意義な番組であった。
後でブン取って保存しよう。

P・S 同じくNHKでやってた愛しのサンドリヨンもフッキーだし
ハナコさんもフッキーだしNHKは厚遇だなぁ。