■ダウは続伸（34200）。「ワクチンの普及で米経済の正常化に弾みが付くとの期待から、経済再開の恩恵を受ける銘柄が買われた。市場予想を上回る主要企業の決算が続いていることも好感。1日当たりの接種が300万人を超える日が続いている。ワクチンを1回でも接種した人口は米全体の4割近くなり、複数の州で5割に接近。3月の米住宅着工件数が前月比19.4%増の173万9000戸（年率換算）と市場予想を大幅に上回り、2006年以来の水準。4月の米消費者態度指数（速報値）は20年3月以来の高さ。中国の21年1～3月のGDPが前年同期比18.3%増となったのも買い材料。FRBのウォラー理事が16日のCNBCのインタビューで今年の米経済に楽観を示した一方、早期の金融緩和縮小には慎重な姿勢。Ciscoやホームデポも高く、週前半の金利低下で売られた金融株も金利戻り高で買われた。737MAXのボーイングは下げ。ナスダックは14052」。
■原油は反落（63.13）。「週末を控えて利益確定売りが優勢。絶好調米経済指標やIEAの原油需要見通しの引き上げで一時63.88をつけていた原油も、週末のポジション調整や16日午後に発表されたリグ稼働数7基増加の報道で売られた」、●金は続伸（1780.2）
■米国債は反落（利回り上昇1.58％）。「ワクチン普及で債券には売り。絶好調米経済指標も重荷。前日に10年債利回りは日本など海外投資家による持ち高調整の買いで一時1.52%と1カ月ぶりの低水準を付けていた。16日は「海外投資家が持ち高を中立方向に戻したようだが、一段の金利低下もあり得る」と本邦機関投資家出動への期待がささえ」
■日経平均先物夜間引けは、29800。
■(為替）108.75-108.89のせまいレンジ、17時は108.80近辺。ユーロは1.1973-1.1993のレンジ、17時は130.35/1.1985近辺。やや対ユーロ円安。 . . . 本文を読む
